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アイキャッチ画像:【20代から考えるキャリア戦略】ワークライフバランス重視の転職ガイド:

家事と仕事の両立|知る、つながる、働くわたし

ワークライフバランス重視の転職ガイド | 20代から考えるキャリア戦略

仕事に追われる毎日を過ごすなか、「このままの働き方を続けて大丈夫なのかな。」と不安になることはありませんか?結婚・出産・育児といったライフイベントを考えると、ワークライフバランスを重視した働き方を実現できる環境を手に入れたいと考えることは自然なことです。とはいえ、転職でワークライフバランスを理由にして良いのか、面接官にどう伝えれば不利にならないのかと悩む方も多いでしょう。この記事では、あなたが理想とする働き方を実現するために、ワークライフバランスを重視した転職を成功に導く方法を紹介します。これからの働き方とワークライフバランスを意識し始めた20代へ入社から数年が経ち、日々の仕事にも少しずつ余裕が生まれてくる20代。同時に、これから先どのようにキャリアを重ねていくのか、そしてどのような生活を送りたいのかを意識し始める時期かもしれません。30代に向けては結婚や出産、育児といった生活の変化が訪れる可能性が高まり、仕事とプライベートのバランスを見直す機会が増える傾向にあります。こうした変化に備え、「仕事と生活のバランスを大切にしながら働きたい」「無理なく働き続けられる環境を選びたい」といった思いから、ワークライフバランスを重視した転職に興味を持つ方もいることでしょう。まだ将来の形がはっきりと見えない段階でも、自分にとって大切にしたいワークライフバランスや、望ましい働き方の方向性を模索してみることは、将来の選択肢を広げる一歩につながります。ワークライフバランス重視の転職を成功させる5ステップSTEP1|自分にとってのワークライフバランスを整理するまず大切なのは、あなたにとってのワークライフバランスは何かを具体的にすることです。たとえば、こんな希望はありませんか?残業時間を減らしたい週末は確実に休んで、自分や家族の時間を確保したい有給休暇を気兼ねなく取得できる雰囲気が欲しいリモート勤務を活用したい出勤時間の柔軟性が欲しい将来、育児や介護と仕事を両立できる環境が良いこれらの希望に優先順位を付けて、転職の方向性を明確にしましょうSTEP2|現在のスキルと市場価値を客観視する次に、これまでのキャリアを整理し自分のスキルを把握しましょう。現在の年収と同業界での相場保有している資格・スキルこれまでの実績や成果他社でも活かせる経験・知識自分自身で市場価値を把握することは難しいと感じる方におすすめなのは、転職サイトの年収診断ツールや、転職エージェントのキャリア相談を活用することです。客観的な視点で、あなたの強みや改善点を教えて貰えます。STEP3|ワークライフバランスを実現しやすい職種を選ぶ働き方は、職種によって変わります。ここでは、ワークライフバランスを重視して転職する場合におすすめの職種を紹介します。事務職(一般事務・営業事務など)繁忙期が比較的予想しやすく、スケジュールを立てやすいのが事務職の魅力です。顧客対応が少ない分、突発的な残業も発生しにくく、ライフスタイルに合わせた働き方が叶うでしょう。社内SE客先常駐と比べて勤務地が安定しています。自社開発や社内サポートを中心に取り組むため、プロジェクトを自社のペースで進められるのが社内SEの特徴です。出社頻度は高くなる可能性がありますが、働き方は安定しやすい職種です。薬事・品質管理職業務の繁忙スケジュールを把握しやすく計画的に働けることが多い職種です。専門性も高く、長く安定したキャリアを築けるのも魅力です。医療事務・調剤薬局事務病院やクリニックの診察時間に合わせた日中勤務が中心です。規則正しい生活リズムを保てることから、仕事とプライベートのバランスを保ちやすい職種といえるでしょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に転職相談に来られる方は多いです。なかでも、営業やSEなど外回りや残業の多い職種から、事務職への転身を希望されるケースが目立ちます。経理や人事は専門知識や経験が求められる事が多いですが、一般事務や営業事務は未経験からでもチャレンジできる可能性が高いと言えます。土日休み、残業が少ない求人も有りますから、働き方を変えたい方には適した選択肢だと思います。STEP4|業界を見極める同じ職種でも、業界が変われば働きやすさが異なる可能性があります。ここでは、ワークライフバランスを実現しやすい業界をピックアップしました。大手メーカー経済産業省の「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受けている企業も多く、残業削減や有給取得促進など働き方改革が進んでいます。長期的なキャリア形成を見据えた環境が整っている可能性が高いでしょう。IT業界フレックスタイム勤務やリモートワーク導入に積極的な企業が多い業界です。場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を叶えられる環境が多く見られます。銀行・金融業界法定基準以上の休暇制度、長時間労働の抑制などを推進する企業が増えています。正社員における女性比率が高い業界であり、育児等の制度が整備されていることが多いです。STEP5|応募書類・面接では前向きな姿勢で伝えるワークライフバランスを理由に転職を考えること自体は悪いことではありません。しかし、伝え方を間違えてしまうと、いまの仕事から逃げ出したいだけ、条件ばかりを気にしている、というマイナスな印象を与えかねません。大切なのは、働きやすい環境でより高い成果を出したいと、前向きに表現することです。効率よく仕事をしたい、という前向きな姿勢を示す子育てと両立し将来的にはマネージャーになりたい。など長期的なキャリアプランがあることを伝える会社へどのように貢献できるかを伝えるこれらのポイントを意識すると、ワークライフバランスを理由とした転職でも、相手に好印象を与えることができます。キャリアカウンセラーからのアドバイス面接では、まずは自分の強みや実績をしっかりとアピールすることが最優先です。そのうえで最後に1~2点、ワークライフバランスに関する質問を添えるのが良いでしょう。まずは自分がどう貢献できるかを伝え、その後で長く働ける環境かどうかを確認する流れが理想的です。ワークライフバランスを実現できる企業の見分け方制度の有無を確認する求人サイトや企業ホームページで確認できる、基本的な制度をチェックしましょう。フレックスタイム制度リモートワーク制度育児休業制度介護休業制度年次有給休暇の取得推進制度興味を持った企業に、自分がワークライフバランスで重視したい制度があるかを把握しましょう。実績をチェックする制度が整っていても実際に使いやすいかは別問題です。また、希望する制度が企業内で活用されているかを確認することも重要です。1.有給取得率2024年調査の年次有給休暇平均取得率65.3%と比較し、有給の取得しやすさを把握しましょう。※参考:厚生労働省「働き方・休み方改革取り組み事例集」部署の差が大きくないかも確認したいところです2.育休取得率、育休復帰率女性だけでなく、男性の取得実績も重要です復帰後の継続就業率も確認してください3.平均残業時間年間を通じた平均値を確認しましょう繁忙期の残業時間上限についても質問してみましょう認定マークを確認する以下の各種マークは、企業が働き方改革へ積極的に取り組んでいかどうかを判断する参考指標として活用できます。ただし、認定の有無だけではなく、口コミサイトなど他の情報と組み合わせて総合的に働きやすさを判断しましょう。主な認定マークくるみん認定・プラチナくるみん認定・育てサポート企業としての認定・男性の育児休業取得率や働き方改革の実績を評価参考:厚生労働省「子ども・子育てくるみんマーク・プラチナマーク・トライくるみん認定等」えるぼし認定・プラチナえるぼし認定・女性活躍推進企業としての認定・管理職に占める女性の比率や、女性の継続就業率を評価参考:厚生労働省「雇用・労働女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)」健康経営優良法人(ホワイト500)・従業員の健康を保ちながら働ける環境づくりに積極的な企業としての認定・働き方改革やストレスチェック等への具体的な取り組みを評価参考:経済産業省「健康経営優良法人認定制度」ユースエール認定・若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業としての認定・正社員の月平均所定労働時間が20時間以下、有給休暇取得率70%以上等の認定基準参考:厚生労働省「ユースエール認定制度」企業のサステナビリティレポートや有価証券報告書等を読む企業の公式サイトから閲覧できる、サステナビリティレポートをチェックしてみてください。「Social(社会)」の項目に、月平均残業時間や育休復帰率、時短勤務の利用状況など詳細な実績データがまとめられています。上場企業であれば、金融庁のEDINETや企業のIRページから、有価証券報告書を確認してみましょう。「従業員の状況ページ」に、ワークライフバランス関連データが記載されています。転職エージェントを通して情報を確認する転職エージェントのキャリアカウンセラーは、求人に書かれていない社内の実態や雰囲気を把握していることがあります。これは、自力では得られない貴重な情報源です。キャリアカウンセラーからのアドバイス前に内部事情や社風を把握しておくことで、自信を持って面接に臨めますし、入社後のミスマッチも防げます。エージェントによっては、応募書類の添削や、企業に合わせた志望動機の方向性を個別にアドバイスしてくれますので、ぜひ活用してみてください。>>みずほビジネスパートナーへ相談してみる面接で職場環境について質問する働き方の実態について確認しましょう。具体的な質問の仕方をご紹介します。働き方の実態について平均的な退社時間を、教えていただけますか?繁忙期と閑散期で、どの程度働き方に違いがありますか?リモートワークを活用されている方の割合は、どのくらいですか?制度の利用状況について育児休業から復帰された方の、働き方のパターンを教えてくださいフレックス制度やリモート勤務を利用する際の、チーム内でのコミュニケーション方法を教えてください評価制度について成果を測る指標として、最も重視されている項目は何ですか?働き方の柔軟性と評価の関係について、教えてください応募書類に盛り込む志望動機・自己PR例応募書類においては、なぜその企業を選んだのか、自分がどのように貢献できるかをセットで伝えることが基本です。ワークライフバランスを重視しているという想いを、仕事への前向きな姿勢や長く働きたい意欲と結び付けて表現しましょう。志望動機例貴社を志望する理由は、働き方改革に積極的に取り組まれ、効率的な業務運営を重視されている点に強く共感したからです。前職では営業事務として、限られた時間のなかで最大成果を出すことを心掛けてきました。効率的に業務を進め、安定した成果を出し続けられる環境で長期的にキャリアを積み重ね、将来的にはマネジメント職としてチーム全体の生産性向上を牽引していきたいです。自己PR例私の強みは、限られた時間のなかで最大の成果を出す効率重視の業務遂行力です。前職では〇日かかっていた作業を、Excelのマクロや生成AIの活用、チェック体制の見直しにより〇日で完了できる仕組みを構築しました。この改善により、チーム全体で月〇時間の業務時間短縮を実現、その分をお客さま対応に多く充てられるようになりました。貴社でも、効率化への取り組みでチーム全体の生産性向上に寄与したいです。自分の希望を主張するだけでなく、企業にどのように貢献できるかを強調するようにしましょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に志望する場合でも、制度が整っているから志望しましただけでは印象が弱いです。これまでの経験のなかで、どう働くことで成果を出せたのか。その経験を志望企業でどう活かして貢献できるのか。これを具体的に伝えることが何より大切です。整っている環境だからこそより高い成果をだせる、という姿勢を見せましょう。面接で、ワークライフバランスを重視と伝えるときのコツ志望企業に面接の機会がもらえたなら、ワークライフバランスを重視する理由を、前向きに伝えたいところです。ここでは、面接でポジティブに伝える具体例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。限られた時間のなかで、最大限の成果を出すことを大切にしています。前職では、業務効率化に取り組み、チーム全体の残業時間を〇%削減する成果を上げました。時間を有効活用することで、より質の高い仕事が行えると考えています。将来的に、結婚や育児などのライフイベントを迎えても継続してキャリアを積み重ねていきたいと考えています。そのためにも、制度の整った環境で、長期的に会社に貢献したいです。まとめ|20代からワークライフバランスを意識した転職で将来を安心に20代は人生の選択肢が多い時期です。この時期にワークライフバランスの整った環境に身を置くことで、さまざまなライフイベントが起こっても、充実したキャリアを継続できます。今の働き方を変えたいと感じているなら、それは行動を起こすべきサインかもしれません。まずは情報を収集し、あなたらしい理想的なワークライフバランスを実現できる企業を見つけていきましょう。

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【100人に聞いた】あなたの転職の決め手は何ですか?

「自分にはどんな会社が合っているのだろうか?」「他の人は何を決め手にしているの?」転職や再就職を検討する際、こうした不安や疑問を多くの人が抱えています。この記事では、転職・再就職経験者100人へのアンケートをもとに「決め手」や「不安の乗り越え方」をご紹介します。調査時期:2025年7月調査方法:オンラインアンケート(パネル/募集方法を明記)回答者:20~50代の転職・再就職経験者、n=100回答形式:設問ごとに単一/複数回答を明記、自由回答は要約あり集計注記:端数処理、小数点、無回答の扱い表記注記:自由回答は読みやすさのため一部表現を整えています第1章|【状況】転職・再就職前について今みなさんはどのような状況に置かれていますか?仕事のブランクがある方、再就職を急いでいる方、転職活動にじっくり時間をかけられる方、状況は様々ですよね。ここでは、経験者100人が転職・再就職に向けて動き出した時の状況についてのデータを見ていきましょう。Q.1|離職期間はどのくらいありましたか?〈離職期間アンケート結果〉1年未満が最も多く57人、3年未満33人、5年未満6人、5年以上が4人。離職から1~3年の間に復職する方が9割を占めています。Q.2|転職・再就職を決意してから就職先が決まるまでにどのくらいかかりましたか?〈決意から就職先が決まるまでの期間アンケート結果〉1ヶ月未満が9人、3ヶ月未満が半数を超える54人、6ヶ月未満が20人、半数以上が17人という結果になりました。内定までの目標期間を決めて転職・再就職活動をするのも良いかもしれませんね。第2章|【決め手】なぜ転職・再就職に踏み出したのか「転職や再就職を考えてはいるが、なかなか踏み出せない…」そんな気持ちを抱える方もいるのではないでしょうか。そこで、経験者100人が当時どんなことを考えていたのか聞いてみました。Q.1|転職・再就職を考えた理由は何ですか?〈20~30代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉20~30代の上位は、「自己実現・キャリア形成」が一番多く28%、次いで「家計を支えるため」21%、「社会とのつながりを持ちたかった」13%という結果になりました。〈40~50代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉40~50代の上位は、「家計を支えるため」が一番多く25%、次いで「自己実現・キャリア形成」21%、「生活にメリハリをつけたかった」16%という結果になりました。~コメント抜粋~結婚して家庭を持ち、今後子どもを育てていくための資金が必要だと思ったから。子どもの手が離れたことに加え、家計に不安があったから。前職でのキャリアアップが見込めず、スキルアップ・自己実現できる環境で働きたかったから。将来への不安があり、社会との関わりを求めていたから。前職に昇給制度がなく収入に不安があったから。営業ノルマや上司との関係が精神的につらく、このまま働き続けるのが難しくなったから。親の介護のため、残業がなく介護に理解のある環境で働きたかったから。第3章|【決め手】転職先をどうやって選んだのか自分に合う会社や働き方がわからず、どのように就職先を決めればいいか迷ってしまうことがありますよね。経験者100人がどのようにして現在の職場を選んだのか、リアルな声を集めました。Q.1|転職・再就職前後の職種は同業種?異業種?〈転職・再就職の前後の業種アンケート結果〉転職・再就職の前後の業種が同じ方が55%、異なる方が45%という結果になりました。やりがいや憧れの仕事・新しい環境を求めて異業種を選ぶケースもあれば、今まで培った経験やスキルを活かして同業種でステップアップしていくケースもありそうですね。Q.2|転職・再就職先の“決め手”は何ですか?ケース①|働き方~通勤や環境など「働き方」を重視した方の声~体調を壊したため、肉体労働ではなく座れる仕事を選んだ。安定した働き方・成長できる職場環境を求めて、新しい業界に挑戦した。通勤やライフスタイルを見直した上で長く働ける環境を求めた。子育てと両立するため、テレワークが可能な職場を選んだ。ケース②|安定性~給与や待遇など「安定性」を重視した人の声~安心して働くため、安定した基盤を持つ企業を選んだ。仕事の実績を正当に認めてくれる環境で働きたいと思った。ケース③|やりがい・成長~キャリアのステップアップやスキルが活かせる環境など「やりがい・成長」を重視した人の声~若い頃からの夢だった広告業界に、今の感性でチャレンジしたいと思った。今まで培ってきた「総務人事」の知識を中小企業で活かしたかった。ずっと憧れていたIT業界に挑戦したいと思った。金融の中でも個人資産運用に強い企業に魅力を感じ、キャリアの再構築をめざした。自分らしく働きたいと思い、興味のあったWeb業界での再スタートを決意した。前職で自分のスキルがわかったので、興味のある業種に転職を決めた。第4章|【不安と対処法】ブランク・年齢・スキルいざ転職や再就職を決意したものの、新しい環境に飛び込むにあたり、不安や障害はつきものですよね。経験者のみなさんはどのようにして不安や障害を乗り越えたのでしょうか。Q.1|転職・再就職活動で不安だったこと・障害になったことは何ですか?〈転職・再就職をする上での不安や障害アンケート結果〉上位は、「職場の人間関係への不安」が一番多く21%、「業務知識・ブランク」が19%、「PCスキルやIT知識の不足」・「年齢的なハードル」が16%という結果になりました。職場の人間関係は外から見えづらい分、不安も大きいですよね。Q.2|それらの不安に対して、どのように対処しましたか?①|選考編ポイント:自己分析の言語化・職場見学~コメント抜粋~スキルや感覚の鈍りに対する不安があったため、今まで習得してきたものを自己分析・言語化して面接に臨んだ。まずは自分の強みや経験を整理し、転職市場でどう活かせるかを具体的に考えた。なぜブランクがあるのか、ブランク期間は何をしていたか、といった点に関して企業側が不安にならない説明を準備した。在籍社員のキャリア・職場の雰囲気や働きやすさなどが気になったため、いくつかの事業所の職場見学をした。②|スキルアップ編ポイント:学ぶことで不安を軽減~コメント抜粋~年齢に不安があったため、日商簿記など再就職に有利な資格を取得し、自信をもって再就職活動に臨んだ。AdobeのIllustratorや簡単なデザインツールの使い方をオンライン講座で一から学び直すことで、年齢に引け目を感じなくなった。IT知識が不足していたので、IT関連の書籍を何十冊も購入して勉強した。PCスキルを学ぶためのオンラインの講座でスキルアップした。③|就職後編ポイント:周囲の協力やコミュニケーションを大切に~コメント抜粋~子育てが二の次にならないよう、親からの協力体制を整えた。年齢的にも新たな人間関係を築くことに不安があったが、積極的にコミュニケーションをとることで打ち解けることができた。第5章|【振り返り】やってよかったこと/もっとこうすれば良かったこと経験者のみなさんに、当時の転職・再就職活動を振り返ってもらいました。心に響いたものは、ぜひご自身の就職活動に取り入れてみてくださいね。Q.1|業界/企業選びや転職準備について、やっておいて良かったことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:職場体験や社員の生の声によりミスマッチを防ぐ~コメント抜粋~SNSを活用して実際に働く社員の雰囲気を知ることができたのは大きかった。職場の雰囲気や勤時間など、自分の体調に合った無理のない条件を優先したのは良い判断だった。年齢や病歴に後ろめたさを感じるのをやめ、今できることに集中するという気持ちで行動したことが再出発の力になった。在籍社員などに会うことが難しければ、SNSを覗くことやDMでコンタクトを取ることも一つの手。複数社から内定が出た際、それぞれの社内の雰囲気を知るべく数日職場体験をしてから就職先を決めた。②|スキルアップ編ポイント:プロからの学びやアドバイスを活用~コメント抜粋~やはり資格は取得しておいて良かった。職業訓練校での学びが有効だった。キャリアコンサルタントやハローワーク相談員からのアドバイスはかなり役に立った。興味のあることがいつ仕事になるかわからないので、気になる分野の知識習得は損得考えずにしておくべき。③|エージェント編ポイント:多角的な視点や専門的知識が有益~コメント抜粋~転職エージェントを複数活用し、それぞれ異なる視点でアドバイスをもらえたのは良かった。業界特化の転職エージェントを利用したことで、より具体的な相談ができた。面接対策に強い転職サイトを利用したので、的確なアドバイスのもとしっかりと受け答えができた。転職アドバイザーにブランクや希望の働き方を細かく伝えておくことで、自分に合った求人を紹介してもらえた。転職エージェントはたくさんあるが、どのアドバイザーが自分と真摯に向き合ってくれるか見抜くことが重要だと感じた。⇒みずほビジネスパートナーでは、金融業界をメインに、一人ひとりに向き合ったお仕事紹介をしています!みずほBP|お仕事検索④|その他余計なことを考えると不安が募っていくので、なるべくサクサクと進められるように準備をした。難しく考えすぎるのも良くない。何か問題があればやめてもいいという余裕や柔軟な考えを持つことも大事だと思った。Q.2|業界/企業選びや転職準備について、もっとこうすれば良かった!と思うことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:実態把握・業界分析~コメント抜粋~ホームページだけでなく、実際に社員から話を聞くべきだった。エージェントから事前にもっと情報を細かく聞き出せば良かった。転職先の業界の現状や将来性に関する分析を深めた上で、企業選びをすべきだった。金銭面に関して、慎重に計算してから転職すれば良かった。自分がやりたいことだけでなく、「今後伸びる業界」にフォーカスを当てれば良かった。途中から他の業界以外にも興味を持ち始めたため、もう少し早く準備を始めていれば選択肢が広がったと思う。②|スキルアップ編ポイント:準備期間に余裕を持つ~コメント抜粋~履歴書記入のために資格をもう少し取っておけば良かった。スキルの棚卸しと実務経験の準備をもっと早く始めておくべきだった。特にIT業界は技術の進歩が早いので、未経験分野へのキャッチアップは予想以上に時間がかかった。③|エージェント編ポイント:自己分析・エージェント分析~コメント抜粋~希望していない仕事を紹介されることがあるため、自己分析による適性や要望をアドバイザーにしっかりと伝える事が大事だと思った。初めは自力で情報収集していましたがうまくいかず、初めからエージェントを利用すれば良かった。スカウトサービスなどを利用していればシフトや給与などの処遇が上がっていたかもしれないと感じている。④|その他仕事を続けながら転職活動を進めるべきだった。離職期間中の金銭的な不安や精神的な焦りは想像以上で、転職活動にも影響してしまった。仕事をしながらの転職活動だったため、企業説明会やカジュアル面談を見送ってしまったことがあり、もっと時間を確保しておけば良かったと感じた。時間の余裕が、選択肢の質にも影響すると強く実感。コラム|「語学を学び、社内通訳に」主婦からの再挑戦ストーリー100人の経験者へのアンケートから、さまざまな転職の決め手や不安の解消法などを見てきました。次に、継続的な学習と小さな実務機会の積み重ねを通して、再就職に成功したMさんの例をご紹介します!Mさん/女性再就職時:40代前半(子ども12歳・7歳)〈経歴〉大学卒業後、航空会社で12年勤務第二子妊娠と同時に退職後、専業主婦となる海外旅行時に英語力の低下を感じ、週一で英語学校に通い始めたことをきっかけに通訳の道へ現在はフルタイムで企業の社内通訳に従事専業主婦時代、家族での海外旅行時に英語力の低下を感じたことから、ブラッシュアップのために週一で英語学校に通い始めました。勉強を続け、進級を重ねるうちに通訳クラスに入れるようになりました。学びを継続しながら、月に数回程度の通訳の仕事にも挑戦した結果、離職から13年が経った頃に企業での社内通訳のお誘いをいただきました。そこで一つの企業で様々な部署と関わりながら一人の人をサポートする面白さに目覚め、以来、社内通訳というスタイルで仕事をしています。復職を考えるようになったきっかけは、下の子どもの小学校入学を機に時間ができたこと、これまでの経験を生かして再び社会に出たいと思ったこと。そして、夫の転職時に約1年の失職期間があり、自分にも収入があった方がいいと考えたからです。現在の仕事に就くまでに、英語・通訳学校には累計5年以上通い、自宅での勉強も継続していました。この時に得た技術は現在の仕事にも役立っていますし、英語学校に通わなくなった今でも実務を通して勉強の日々です。自分が何をしたいかということも大切ですが、軸はぶらさず、機会にはオープンな気持ちや姿勢を保つことで、思ってもいないようなところから考えてもいなかったような仕事が来て、やってみたらとても自分に合っていたということもありました。古い言い方ですが、ご縁も大切だと思います。子どもが小さい時に勉強を始め、子育てと両立しながら高い授業料を払う中、なかなか成績が上がらない時期や仕事が順調に来ない時期もありました。当時は悩みや不安も多かったですが、今は思い切って一歩を踏み出して良かったと思っています。ブランクがあると踏み出すにも勇気がいると思いますが、実際働き始めると年齢のせいで気おくれしていたことが嘘のように、歳のことは誰も気にしていません。大切なのは与えられた仕事を全うすることだと感じています。今後、時代の流れや自身の生活の変化で働き方は変わっていくと思いますが、柔軟に自分なりの働き方を見つけていきたいと思います。第6章|【まとめ】迷ったときの「決め手」の見つけ方「決め手」を見つけるために大切なことは、価値観の整理をした上で、情報収集や比較検討をしっかりとすること。その上で、必要なスキルや資格取得を計画的に進めれば、選択肢は広がります。また、一人で抱え込まず、周囲の人やエージェントの力を借りながら進めることで、新しい道が見えてくることもあります。転職や再就職においては、正解は一つではありません。現在の状況、そしてこれからの人生において大切にしたいことは何か、よく考えた上で、後悔のない転職・再就職をめざしてきましょう。

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《実例つき》小学生にSNSは危険?実際のトラブル内容と保護者の対策

あなたは“小学生×SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)=悪影響”というイメージはありませんか?日々のニュースや子どもたちの話からSNSが要因となる事件や身近なトラブルについて見聞きすると思います。一方で、小学校の授業ではSNSを活用し、ダンスや運動についての動画を見るときがあります。今の子どもたちにとってはSNSやインターネットは生活の一部となっているとも言えるでしょう。SNSが当たり前のように存在するこの時代、保護者として何ができるのでしょうか。この記事では、実際に起きたトラブルの内容や先輩ママの声を紹介します。SNSと上手に付き合うための参考にしてください。小学生がSNSを使うことについてSNSとは、友だちとメッセージのやり取りや、写真・動画を見せ合えるアプリ・サービスです。SNSは、大人にとっても子どもにとっても生活の一部になっています。しかし、小学生は心や考え方が成長している途中で、判断力が十分ではありません。そのため、SNSの利用によって多くのトラブルが発生しています。次の項では、なぜ小学生のSNS利用が増えているのか解説していきます。SNSを使う小学生が増えている背景スマートフォンやタブレット端末が普及し、小学校の授業媒体として1人1台タブレット端末が配布される時代です。また、固定電話や公衆電話の減少もあり、自分のスマホを持つ小学生が増えています。親や友だちとの連絡手段として、LINEやYouTube、Instagramが当たり前のように使われており、SNSは子どもの生活に深く根付いているでしょう。SNSを使うときの注意点具体的にはどのような危険があり、どのように注意したらよいのでしょうか。SNSを使うときの4つの注意点を、以下にまとめました。個人情報(プライバシー)が流出してしまう「ついうっかり」自分や家族の写真、名前や住所、学校名などをSNSに載せてしまう。個人情報を公開してしまうと悪用される危険性があります。気を付けているつもりであっても、些細な情報から個人が特定されることもあります。投稿する際には十分、注意が必要です。いじめやトラブルの原因になる「ちょっと気持ちが大きくなって」いつもより汚い言葉、強い言葉を使ってしまう。SNS上での言葉のやりとりは誤解を生みやすく、いじめやトラブルに発展することがあります。表情や声色が分からないトーク画面やオンラインゲーム中に会話をするため、日常よりも表現が強くなっていないか注意が必要です。時間を使いすぎてしまう「あともう少しだけ」と思いつつダラダラ時間を過ごしてしまう。SNSは刺激的でつい夢中になってしまうため、勉強や睡眠時間が削られる可能性があります。自分で時間の管理をすることが難しい場合は、使用時間を決めるなど注意が必要です。事件・事故に巻き込まれてしまう「何度もSNS上で話したから」と簡単に現実の友だちのように錯覚してしまう。SNS上で知り合った友だちに写真を送ったり、会いに行ったりすることで事件に巻き込まれる可能性があります。安全なゲームで遊んでいたつもりが、違法なサイトに誘導されていたケースもあるので、注意が必要です。実際におきている小学生のSNSトラブルメッセージアプリでのトラブルクラスの友だち数人でグループメッセージをしていたが、急にブロックされ仲間はずれにされたアプリ上でケンカが始まり、ケンカをしている子、仲裁している子のやり取りでメッセージが止まらなくなった友だちが家族の写真を連投し、他の子にも送るよう強く指示したオンラインゲームでのトラブル友だちとオンラインゲームで遊んでいたところ、急に外されたオンラインゲーム中、強い言葉で数人の仲間から責められたゲームのキャラを強くするために、課金して装備を買うよう言われたその他のトラブル同性の同い年だと思っていたが、年上の異性であった写真を投稿したところ個人を特定されてしまった安全なサイトを見ていたが、誘導されたサイトが悪徳で金銭を要求されてしまった参考:総務省「インターネットトラブル事例集」保護者ができるトラブル防止策ここまでは、SNSを利用することで起きるトラブルについてみてきました。大切な子どもがトラブルに巻き込まれるのを防ぐために、私たち親ができることは何でしょうか。代表的な防止策3つを案内します。ペアレンタルコントロールを使う子どもの安全のため保護者がネット利用環境を整えてあげることをペアレンタルコントロールといいます。ペアレンタルコントロールの代表としてフィルタリングがあります。参考:総務省「身近な人と一緒に考えよう」フィルタリング活用するフィルタリングとは、利用時間やアプリのインストール、課金アイテムの購入などさまざまな項目を制限できる機能です。子どもにふさわしくないコンテンツ(暴力的、性的、年齢に対して不相応なものなど)へのアクセスを制限する子どもの電子機器の使用時間を管理し、過度な使用を防ぐ課金機能の利用を制限する子どもの閲覧履歴やアプリの使用状況を、保護者が確認できる子どもの位置情報を確認する※現在法令等により、携帯電話会社とその販売代理店には、18歳未満の青少年が利用する端末の契約時に原則「フィルタリングサービス」を提供する義務が課せられている。参考:総務省「フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)をご存じですか?」家庭内ルールを決めるフィルタリングを活用するとしても、利用時間や制限をかける内容については、各家庭でルールを決めておく必要があるでしょう。「平日の利用時間は〇時間」「週末の利用時間は△時間」と生活リズムによっても変わってくると思います。また、制限だけではなく「困ったらすぐに相談する」といった約束をしておくことで、トラブルが起きても早期に対応できます。先輩ママの声Aさん:小学6年生の男の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、オンラインゲームなど家庭のルール・フィルタリング設定済・宿題など、やるべきことをやらないときにはスマホを1週間没収するトラブル経験友だちに成りすましてTikTokアカウントを登録していると疑われました。お友だちの動画がTikTokに公開されたらしく、ケンカ中だった息子がそれを載せたと責められました。スマホを見せてTikTokアプリをダウンロードしていないことと親の許可がないとダウンロードできない状態であるのを伝え疑いは晴れたようです。Bさん:小学6年生の女の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、Instagram、TikTokなど家庭のルール・フィルタリング設定済・自室での利用は禁止トラブル経験以前、グループラインで仲間外れにされたことがありました。そのことがあってか、通知音に振り回されているように見えます。常にスマホを気にしているので、新たなルールを決めようと思っています。Cさん:小学6年生の男の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、オンラインゲームなど家庭のルール・フィルタリング設定済・LINEのお友達やトーク履歴確認トラブル経験仲間を集めて戦うオンラインゲーム中に、突然外され戦えなくなったことがあります。その時に「お前は弱いから入ってくるな」「一緒にやりたかったら装備買ってこい」などと言われたようです。幸い1人の子からの攻撃だったので、他の子とは問題なく遊んでいます。まとめこれまで述べてきたようにSNSの利用は、トラブルや注意すべき点がたくさんあります。小学生、特に高学年であっても、まだまだ心も体も成長段階です。実際に会ってコミュニケーションを取るときと比べて、トラブルが多く起きてしまうのは容易に想像できるでしょう。しかし「SNSは危険だから排除する」のではなく「子どもの成長に役立つツール」と前向きに捉えることもできます。SNSは離れている人と連絡を取れたり、情報を共有できたりと、とても便利です。また、自分の作品や技術を発信すると表現力が成長し、称賛やアドバイスで刺激を得られるでしょう。このようにSNSは使い方次第で便利で楽しいツールになります。私たち保護者に必要なことは「トラブルが起きた時にすぐに相談できる存在」でいられるような関係性を作っておくことなのではないでしょうか。関連記事子どもにスマホいつから持たせる?先輩パパママからの体験談から学ぶ

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ワークライフバランス重視の転職ガイド | 20代から考えるキャリア戦略

仕事に追われる毎日を過ごすなか、「このままの働き方を続けて大丈夫なのかな。」と不安になることはありませんか?結婚・出産・育児といったライフイベントを考えると、ワークライフバランスを重視した働き方を実現できる環境を手に入れたいと考えることは自然なことです。とはいえ、転職でワークライフバランスを理由にして良いのか、面接官にどう伝えれば不利にならないのかと悩む方も多いでしょう。この記事では、あなたが理想とする働き方を実現するために、ワークライフバランスを重視した転職を成功に導く方法を紹介します。これからの働き方とワークライフバランスを意識し始めた20代へ入社から数年が経ち、日々の仕事にも少しずつ余裕が生まれてくる20代。同時に、これから先どのようにキャリアを重ねていくのか、そしてどのような生活を送りたいのかを意識し始める時期かもしれません。30代に向けては結婚や出産、育児といった生活の変化が訪れる可能性が高まり、仕事とプライベートのバランスを見直す機会が増える傾向にあります。こうした変化に備え、「仕事と生活のバランスを大切にしながら働きたい」「無理なく働き続けられる環境を選びたい」といった思いから、ワークライフバランスを重視した転職に興味を持つ方もいることでしょう。まだ将来の形がはっきりと見えない段階でも、自分にとって大切にしたいワークライフバランスや、望ましい働き方の方向性を模索してみることは、将来の選択肢を広げる一歩につながります。ワークライフバランス重視の転職を成功させる5ステップSTEP1|自分にとってのワークライフバランスを整理するまず大切なのは、あなたにとってのワークライフバランスは何かを具体的にすることです。たとえば、こんな希望はありませんか?残業時間を減らしたい週末は確実に休んで、自分や家族の時間を確保したい有給休暇を気兼ねなく取得できる雰囲気が欲しいリモート勤務を活用したい出勤時間の柔軟性が欲しい将来、育児や介護と仕事を両立できる環境が良いこれらの希望に優先順位を付けて、転職の方向性を明確にしましょうSTEP2|現在のスキルと市場価値を客観視する次に、これまでのキャリアを整理し自分のスキルを把握しましょう。現在の年収と同業界での相場保有している資格・スキルこれまでの実績や成果他社でも活かせる経験・知識自分自身で市場価値を把握することは難しいと感じる方におすすめなのは、転職サイトの年収診断ツールや、転職エージェントのキャリア相談を活用することです。客観的な視点で、あなたの強みや改善点を教えて貰えます。STEP3|ワークライフバランスを実現しやすい職種を選ぶ働き方は、職種によって変わります。ここでは、ワークライフバランスを重視して転職する場合におすすめの職種を紹介します。事務職(一般事務・営業事務など)繁忙期が比較的予想しやすく、スケジュールを立てやすいのが事務職の魅力です。顧客対応が少ない分、突発的な残業も発生しにくく、ライフスタイルに合わせた働き方が叶うでしょう。社内SE客先常駐と比べて勤務地が安定しています。自社開発や社内サポートを中心に取り組むため、プロジェクトを自社のペースで進められるのが社内SEの特徴です。出社頻度は高くなる可能性がありますが、働き方は安定しやすい職種です。薬事・品質管理職業務の繁忙スケジュールを把握しやすく計画的に働けることが多い職種です。専門性も高く、長く安定したキャリアを築けるのも魅力です。医療事務・調剤薬局事務病院やクリニックの診察時間に合わせた日中勤務が中心です。規則正しい生活リズムを保てることから、仕事とプライベートのバランスを保ちやすい職種といえるでしょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に転職相談に来られる方は多いです。なかでも、営業やSEなど外回りや残業の多い職種から、事務職への転身を希望されるケースが目立ちます。経理や人事は専門知識や経験が求められる事が多いですが、一般事務や営業事務は未経験からでもチャレンジできる可能性が高いと言えます。土日休み、残業が少ない求人も有りますから、働き方を変えたい方には適した選択肢だと思います。STEP4|業界を見極める同じ職種でも、業界が変われば働きやすさが異なる可能性があります。ここでは、ワークライフバランスを実現しやすい業界をピックアップしました。大手メーカー経済産業省の「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受けている企業も多く、残業削減や有給取得促進など働き方改革が進んでいます。長期的なキャリア形成を見据えた環境が整っている可能性が高いでしょう。IT業界フレックスタイム勤務やリモートワーク導入に積極的な企業が多い業界です。場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を叶えられる環境が多く見られます。銀行・金融業界法定基準以上の休暇制度、長時間労働の抑制などを推進する企業が増えています。正社員における女性比率が高い業界であり、育児等の制度が整備されていることが多いです。STEP5|応募書類・面接では前向きな姿勢で伝えるワークライフバランスを理由に転職を考えること自体は悪いことではありません。しかし、伝え方を間違えてしまうと、いまの仕事から逃げ出したいだけ、条件ばかりを気にしている、というマイナスな印象を与えかねません。大切なのは、働きやすい環境でより高い成果を出したいと、前向きに表現することです。効率よく仕事をしたい、という前向きな姿勢を示す子育てと両立し将来的にはマネージャーになりたい。など長期的なキャリアプランがあることを伝える会社へどのように貢献できるかを伝えるこれらのポイントを意識すると、ワークライフバランスを理由とした転職でも、相手に好印象を与えることができます。キャリアカウンセラーからのアドバイス面接では、まずは自分の強みや実績をしっかりとアピールすることが最優先です。そのうえで最後に1~2点、ワークライフバランスに関する質問を添えるのが良いでしょう。まずは自分がどう貢献できるかを伝え、その後で長く働ける環境かどうかを確認する流れが理想的です。ワークライフバランスを実現できる企業の見分け方制度の有無を確認する求人サイトや企業ホームページで確認できる、基本的な制度をチェックしましょう。フレックスタイム制度リモートワーク制度育児休業制度介護休業制度年次有給休暇の取得推進制度興味を持った企業に、自分がワークライフバランスで重視したい制度があるかを把握しましょう。実績をチェックする制度が整っていても実際に使いやすいかは別問題です。また、希望する制度が企業内で活用されているかを確認することも重要です。1.有給取得率2024年調査の年次有給休暇平均取得率65.3%と比較し、有給の取得しやすさを把握しましょう。※参考:厚生労働省「働き方・休み方改革取り組み事例集」部署の差が大きくないかも確認したいところです2.育休取得率、育休復帰率女性だけでなく、男性の取得実績も重要です復帰後の継続就業率も確認してください3.平均残業時間年間を通じた平均値を確認しましょう繁忙期の残業時間上限についても質問してみましょう認定マークを確認する以下の各種マークは、企業が働き方改革へ積極的に取り組んでいかどうかを判断する参考指標として活用できます。ただし、認定の有無だけではなく、口コミサイトなど他の情報と組み合わせて総合的に働きやすさを判断しましょう。主な認定マークくるみん認定・プラチナくるみん認定・育てサポート企業としての認定・男性の育児休業取得率や働き方改革の実績を評価参考:厚生労働省「子ども・子育てくるみんマーク・プラチナマーク・トライくるみん認定等」えるぼし認定・プラチナえるぼし認定・女性活躍推進企業としての認定・管理職に占める女性の比率や、女性の継続就業率を評価参考:厚生労働省「雇用・労働女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)」健康経営優良法人(ホワイト500)・従業員の健康を保ちながら働ける環境づくりに積極的な企業としての認定・働き方改革やストレスチェック等への具体的な取り組みを評価参考:経済産業省「健康経営優良法人認定制度」ユースエール認定・若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業としての認定・正社員の月平均所定労働時間が20時間以下、有給休暇取得率70%以上等の認定基準参考:厚生労働省「ユースエール認定制度」企業のサステナビリティレポートや有価証券報告書等を読む企業の公式サイトから閲覧できる、サステナビリティレポートをチェックしてみてください。「Social(社会)」の項目に、月平均残業時間や育休復帰率、時短勤務の利用状況など詳細な実績データがまとめられています。上場企業であれば、金融庁のEDINETや企業のIRページから、有価証券報告書を確認してみましょう。「従業員の状況ページ」に、ワークライフバランス関連データが記載されています。転職エージェントを通して情報を確認する転職エージェントのキャリアカウンセラーは、求人に書かれていない社内の実態や雰囲気を把握していることがあります。これは、自力では得られない貴重な情報源です。キャリアカウンセラーからのアドバイス前に内部事情や社風を把握しておくことで、自信を持って面接に臨めますし、入社後のミスマッチも防げます。エージェントによっては、応募書類の添削や、企業に合わせた志望動機の方向性を個別にアドバイスしてくれますので、ぜひ活用してみてください。>>みずほビジネスパートナーへ相談してみる面接で職場環境について質問する働き方の実態について確認しましょう。具体的な質問の仕方をご紹介します。働き方の実態について平均的な退社時間を、教えていただけますか?繁忙期と閑散期で、どの程度働き方に違いがありますか?リモートワークを活用されている方の割合は、どのくらいですか?制度の利用状況について育児休業から復帰された方の、働き方のパターンを教えてくださいフレックス制度やリモート勤務を利用する際の、チーム内でのコミュニケーション方法を教えてください評価制度について成果を測る指標として、最も重視されている項目は何ですか?働き方の柔軟性と評価の関係について、教えてください応募書類に盛り込む志望動機・自己PR例応募書類においては、なぜその企業を選んだのか、自分がどのように貢献できるかをセットで伝えることが基本です。ワークライフバランスを重視しているという想いを、仕事への前向きな姿勢や長く働きたい意欲と結び付けて表現しましょう。志望動機例貴社を志望する理由は、働き方改革に積極的に取り組まれ、効率的な業務運営を重視されている点に強く共感したからです。前職では営業事務として、限られた時間のなかで最大成果を出すことを心掛けてきました。効率的に業務を進め、安定した成果を出し続けられる環境で長期的にキャリアを積み重ね、将来的にはマネジメント職としてチーム全体の生産性向上を牽引していきたいです。自己PR例私の強みは、限られた時間のなかで最大の成果を出す効率重視の業務遂行力です。前職では〇日かかっていた作業を、Excelのマクロや生成AIの活用、チェック体制の見直しにより〇日で完了できる仕組みを構築しました。この改善により、チーム全体で月〇時間の業務時間短縮を実現、その分をお客さま対応に多く充てられるようになりました。貴社でも、効率化への取り組みでチーム全体の生産性向上に寄与したいです。自分の希望を主張するだけでなく、企業にどのように貢献できるかを強調するようにしましょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に志望する場合でも、制度が整っているから志望しましただけでは印象が弱いです。これまでの経験のなかで、どう働くことで成果を出せたのか。その経験を志望企業でどう活かして貢献できるのか。これを具体的に伝えることが何より大切です。整っている環境だからこそより高い成果をだせる、という姿勢を見せましょう。面接で、ワークライフバランスを重視と伝えるときのコツ志望企業に面接の機会がもらえたなら、ワークライフバランスを重視する理由を、前向きに伝えたいところです。ここでは、面接でポジティブに伝える具体例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。限られた時間のなかで、最大限の成果を出すことを大切にしています。前職では、業務効率化に取り組み、チーム全体の残業時間を〇%削減する成果を上げました。時間を有効活用することで、より質の高い仕事が行えると考えています。将来的に、結婚や育児などのライフイベントを迎えても継続してキャリアを積み重ねていきたいと考えています。そのためにも、制度の整った環境で、長期的に会社に貢献したいです。まとめ|20代からワークライフバランスを意識した転職で将来を安心に20代は人生の選択肢が多い時期です。この時期にワークライフバランスの整った環境に身を置くことで、さまざまなライフイベントが起こっても、充実したキャリアを継続できます。今の働き方を変えたいと感じているなら、それは行動を起こすべきサインかもしれません。まずは情報を収集し、あなたらしい理想的なワークライフバランスを実現できる企業を見つけていきましょう。

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【100人に聞いた】あなたの転職の決め手は何ですか?

「自分にはどんな会社が合っているのだろうか?」「他の人は何を決め手にしているの?」転職や再就職を検討する際、こうした不安や疑問を多くの人が抱えています。この記事では、転職・再就職経験者100人へのアンケートをもとに「決め手」や「不安の乗り越え方」をご紹介します。調査時期:2025年7月調査方法:オンラインアンケート(パネル/募集方法を明記)回答者:20~50代の転職・再就職経験者、n=100回答形式:設問ごとに単一/複数回答を明記、自由回答は要約あり集計注記:端数処理、小数点、無回答の扱い表記注記:自由回答は読みやすさのため一部表現を整えています第1章|【状況】転職・再就職前について今みなさんはどのような状況に置かれていますか?仕事のブランクがある方、再就職を急いでいる方、転職活動にじっくり時間をかけられる方、状況は様々ですよね。ここでは、経験者100人が転職・再就職に向けて動き出した時の状況についてのデータを見ていきましょう。Q.1|離職期間はどのくらいありましたか?〈離職期間アンケート結果〉1年未満が最も多く57人、3年未満33人、5年未満6人、5年以上が4人。離職から1~3年の間に復職する方が9割を占めています。Q.2|転職・再就職を決意してから就職先が決まるまでにどのくらいかかりましたか?〈決意から就職先が決まるまでの期間アンケート結果〉1ヶ月未満が9人、3ヶ月未満が半数を超える54人、6ヶ月未満が20人、半数以上が17人という結果になりました。内定までの目標期間を決めて転職・再就職活動をするのも良いかもしれませんね。第2章|【決め手】なぜ転職・再就職に踏み出したのか「転職や再就職を考えてはいるが、なかなか踏み出せない…」そんな気持ちを抱える方もいるのではないでしょうか。そこで、経験者100人が当時どんなことを考えていたのか聞いてみました。Q.1|転職・再就職を考えた理由は何ですか?〈20~30代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉20~30代の上位は、「自己実現・キャリア形成」が一番多く28%、次いで「家計を支えるため」21%、「社会とのつながりを持ちたかった」13%という結果になりました。〈40~50代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉40~50代の上位は、「家計を支えるため」が一番多く25%、次いで「自己実現・キャリア形成」21%、「生活にメリハリをつけたかった」16%という結果になりました。~コメント抜粋~結婚して家庭を持ち、今後子どもを育てていくための資金が必要だと思ったから。子どもの手が離れたことに加え、家計に不安があったから。前職でのキャリアアップが見込めず、スキルアップ・自己実現できる環境で働きたかったから。将来への不安があり、社会との関わりを求めていたから。前職に昇給制度がなく収入に不安があったから。営業ノルマや上司との関係が精神的につらく、このまま働き続けるのが難しくなったから。親の介護のため、残業がなく介護に理解のある環境で働きたかったから。第3章|【決め手】転職先をどうやって選んだのか自分に合う会社や働き方がわからず、どのように就職先を決めればいいか迷ってしまうことがありますよね。経験者100人がどのようにして現在の職場を選んだのか、リアルな声を集めました。Q.1|転職・再就職前後の職種は同業種?異業種?〈転職・再就職の前後の業種アンケート結果〉転職・再就職の前後の業種が同じ方が55%、異なる方が45%という結果になりました。やりがいや憧れの仕事・新しい環境を求めて異業種を選ぶケースもあれば、今まで培った経験やスキルを活かして同業種でステップアップしていくケースもありそうですね。Q.2|転職・再就職先の“決め手”は何ですか?ケース①|働き方~通勤や環境など「働き方」を重視した方の声~体調を壊したため、肉体労働ではなく座れる仕事を選んだ。安定した働き方・成長できる職場環境を求めて、新しい業界に挑戦した。通勤やライフスタイルを見直した上で長く働ける環境を求めた。子育てと両立するため、テレワークが可能な職場を選んだ。ケース②|安定性~給与や待遇など「安定性」を重視した人の声~安心して働くため、安定した基盤を持つ企業を選んだ。仕事の実績を正当に認めてくれる環境で働きたいと思った。ケース③|やりがい・成長~キャリアのステップアップやスキルが活かせる環境など「やりがい・成長」を重視した人の声~若い頃からの夢だった広告業界に、今の感性でチャレンジしたいと思った。今まで培ってきた「総務人事」の知識を中小企業で活かしたかった。ずっと憧れていたIT業界に挑戦したいと思った。金融の中でも個人資産運用に強い企業に魅力を感じ、キャリアの再構築をめざした。自分らしく働きたいと思い、興味のあったWeb業界での再スタートを決意した。前職で自分のスキルがわかったので、興味のある業種に転職を決めた。第4章|【不安と対処法】ブランク・年齢・スキルいざ転職や再就職を決意したものの、新しい環境に飛び込むにあたり、不安や障害はつきものですよね。経験者のみなさんはどのようにして不安や障害を乗り越えたのでしょうか。Q.1|転職・再就職活動で不安だったこと・障害になったことは何ですか?〈転職・再就職をする上での不安や障害アンケート結果〉上位は、「職場の人間関係への不安」が一番多く21%、「業務知識・ブランク」が19%、「PCスキルやIT知識の不足」・「年齢的なハードル」が16%という結果になりました。職場の人間関係は外から見えづらい分、不安も大きいですよね。Q.2|それらの不安に対して、どのように対処しましたか?①|選考編ポイント:自己分析の言語化・職場見学~コメント抜粋~スキルや感覚の鈍りに対する不安があったため、今まで習得してきたものを自己分析・言語化して面接に臨んだ。まずは自分の強みや経験を整理し、転職市場でどう活かせるかを具体的に考えた。なぜブランクがあるのか、ブランク期間は何をしていたか、といった点に関して企業側が不安にならない説明を準備した。在籍社員のキャリア・職場の雰囲気や働きやすさなどが気になったため、いくつかの事業所の職場見学をした。②|スキルアップ編ポイント:学ぶことで不安を軽減~コメント抜粋~年齢に不安があったため、日商簿記など再就職に有利な資格を取得し、自信をもって再就職活動に臨んだ。AdobeのIllustratorや簡単なデザインツールの使い方をオンライン講座で一から学び直すことで、年齢に引け目を感じなくなった。IT知識が不足していたので、IT関連の書籍を何十冊も購入して勉強した。PCスキルを学ぶためのオンラインの講座でスキルアップした。③|就職後編ポイント:周囲の協力やコミュニケーションを大切に~コメント抜粋~子育てが二の次にならないよう、親からの協力体制を整えた。年齢的にも新たな人間関係を築くことに不安があったが、積極的にコミュニケーションをとることで打ち解けることができた。第5章|【振り返り】やってよかったこと/もっとこうすれば良かったこと経験者のみなさんに、当時の転職・再就職活動を振り返ってもらいました。心に響いたものは、ぜひご自身の就職活動に取り入れてみてくださいね。Q.1|業界/企業選びや転職準備について、やっておいて良かったことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:職場体験や社員の生の声によりミスマッチを防ぐ~コメント抜粋~SNSを活用して実際に働く社員の雰囲気を知ることができたのは大きかった。職場の雰囲気や勤時間など、自分の体調に合った無理のない条件を優先したのは良い判断だった。年齢や病歴に後ろめたさを感じるのをやめ、今できることに集中するという気持ちで行動したことが再出発の力になった。在籍社員などに会うことが難しければ、SNSを覗くことやDMでコンタクトを取ることも一つの手。複数社から内定が出た際、それぞれの社内の雰囲気を知るべく数日職場体験をしてから就職先を決めた。②|スキルアップ編ポイント:プロからの学びやアドバイスを活用~コメント抜粋~やはり資格は取得しておいて良かった。職業訓練校での学びが有効だった。キャリアコンサルタントやハローワーク相談員からのアドバイスはかなり役に立った。興味のあることがいつ仕事になるかわからないので、気になる分野の知識習得は損得考えずにしておくべき。③|エージェント編ポイント:多角的な視点や専門的知識が有益~コメント抜粋~転職エージェントを複数活用し、それぞれ異なる視点でアドバイスをもらえたのは良かった。業界特化の転職エージェントを利用したことで、より具体的な相談ができた。面接対策に強い転職サイトを利用したので、的確なアドバイスのもとしっかりと受け答えができた。転職アドバイザーにブランクや希望の働き方を細かく伝えておくことで、自分に合った求人を紹介してもらえた。転職エージェントはたくさんあるが、どのアドバイザーが自分と真摯に向き合ってくれるか見抜くことが重要だと感じた。⇒みずほビジネスパートナーでは、金融業界をメインに、一人ひとりに向き合ったお仕事紹介をしています!みずほBP|お仕事検索④|その他余計なことを考えると不安が募っていくので、なるべくサクサクと進められるように準備をした。難しく考えすぎるのも良くない。何か問題があればやめてもいいという余裕や柔軟な考えを持つことも大事だと思った。Q.2|業界/企業選びや転職準備について、もっとこうすれば良かった!と思うことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:実態把握・業界分析~コメント抜粋~ホームページだけでなく、実際に社員から話を聞くべきだった。エージェントから事前にもっと情報を細かく聞き出せば良かった。転職先の業界の現状や将来性に関する分析を深めた上で、企業選びをすべきだった。金銭面に関して、慎重に計算してから転職すれば良かった。自分がやりたいことだけでなく、「今後伸びる業界」にフォーカスを当てれば良かった。途中から他の業界以外にも興味を持ち始めたため、もう少し早く準備を始めていれば選択肢が広がったと思う。②|スキルアップ編ポイント:準備期間に余裕を持つ~コメント抜粋~履歴書記入のために資格をもう少し取っておけば良かった。スキルの棚卸しと実務経験の準備をもっと早く始めておくべきだった。特にIT業界は技術の進歩が早いので、未経験分野へのキャッチアップは予想以上に時間がかかった。③|エージェント編ポイント:自己分析・エージェント分析~コメント抜粋~希望していない仕事を紹介されることがあるため、自己分析による適性や要望をアドバイザーにしっかりと伝える事が大事だと思った。初めは自力で情報収集していましたがうまくいかず、初めからエージェントを利用すれば良かった。スカウトサービスなどを利用していればシフトや給与などの処遇が上がっていたかもしれないと感じている。④|その他仕事を続けながら転職活動を進めるべきだった。離職期間中の金銭的な不安や精神的な焦りは想像以上で、転職活動にも影響してしまった。仕事をしながらの転職活動だったため、企業説明会やカジュアル面談を見送ってしまったことがあり、もっと時間を確保しておけば良かったと感じた。時間の余裕が、選択肢の質にも影響すると強く実感。コラム|「語学を学び、社内通訳に」主婦からの再挑戦ストーリー100人の経験者へのアンケートから、さまざまな転職の決め手や不安の解消法などを見てきました。次に、継続的な学習と小さな実務機会の積み重ねを通して、再就職に成功したMさんの例をご紹介します!Mさん/女性再就職時:40代前半(子ども12歳・7歳)〈経歴〉大学卒業後、航空会社で12年勤務第二子妊娠と同時に退職後、専業主婦となる海外旅行時に英語力の低下を感じ、週一で英語学校に通い始めたことをきっかけに通訳の道へ現在はフルタイムで企業の社内通訳に従事専業主婦時代、家族での海外旅行時に英語力の低下を感じたことから、ブラッシュアップのために週一で英語学校に通い始めました。勉強を続け、進級を重ねるうちに通訳クラスに入れるようになりました。学びを継続しながら、月に数回程度の通訳の仕事にも挑戦した結果、離職から13年が経った頃に企業での社内通訳のお誘いをいただきました。そこで一つの企業で様々な部署と関わりながら一人の人をサポートする面白さに目覚め、以来、社内通訳というスタイルで仕事をしています。復職を考えるようになったきっかけは、下の子どもの小学校入学を機に時間ができたこと、これまでの経験を生かして再び社会に出たいと思ったこと。そして、夫の転職時に約1年の失職期間があり、自分にも収入があった方がいいと考えたからです。現在の仕事に就くまでに、英語・通訳学校には累計5年以上通い、自宅での勉強も継続していました。この時に得た技術は現在の仕事にも役立っていますし、英語学校に通わなくなった今でも実務を通して勉強の日々です。自分が何をしたいかということも大切ですが、軸はぶらさず、機会にはオープンな気持ちや姿勢を保つことで、思ってもいないようなところから考えてもいなかったような仕事が来て、やってみたらとても自分に合っていたということもありました。古い言い方ですが、ご縁も大切だと思います。子どもが小さい時に勉強を始め、子育てと両立しながら高い授業料を払う中、なかなか成績が上がらない時期や仕事が順調に来ない時期もありました。当時は悩みや不安も多かったですが、今は思い切って一歩を踏み出して良かったと思っています。ブランクがあると踏み出すにも勇気がいると思いますが、実際働き始めると年齢のせいで気おくれしていたことが嘘のように、歳のことは誰も気にしていません。大切なのは与えられた仕事を全うすることだと感じています。今後、時代の流れや自身の生活の変化で働き方は変わっていくと思いますが、柔軟に自分なりの働き方を見つけていきたいと思います。第6章|【まとめ】迷ったときの「決め手」の見つけ方「決め手」を見つけるために大切なことは、価値観の整理をした上で、情報収集や比較検討をしっかりとすること。その上で、必要なスキルや資格取得を計画的に進めれば、選択肢は広がります。また、一人で抱え込まず、周囲の人やエージェントの力を借りながら進めることで、新しい道が見えてくることもあります。転職や再就職においては、正解は一つではありません。現在の状況、そしてこれからの人生において大切にしたいことは何か、よく考えた上で、後悔のない転職・再就職をめざしてきましょう。

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《実例つき》小学生にSNSは危険?実際のトラブル内容と保護者の対策

あなたは“小学生×SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)=悪影響”というイメージはありませんか?日々のニュースや子どもたちの話からSNSが要因となる事件や身近なトラブルについて見聞きすると思います。一方で、小学校の授業ではSNSを活用し、ダンスや運動についての動画を見るときがあります。今の子どもたちにとってはSNSやインターネットは生活の一部となっているとも言えるでしょう。SNSが当たり前のように存在するこの時代、保護者として何ができるのでしょうか。この記事では、実際に起きたトラブルの内容や先輩ママの声を紹介します。SNSと上手に付き合うための参考にしてください。小学生がSNSを使うことについてSNSとは、友だちとメッセージのやり取りや、写真・動画を見せ合えるアプリ・サービスです。SNSは、大人にとっても子どもにとっても生活の一部になっています。しかし、小学生は心や考え方が成長している途中で、判断力が十分ではありません。そのため、SNSの利用によって多くのトラブルが発生しています。次の項では、なぜ小学生のSNS利用が増えているのか解説していきます。SNSを使う小学生が増えている背景スマートフォンやタブレット端末が普及し、小学校の授業媒体として1人1台タブレット端末が配布される時代です。また、固定電話や公衆電話の減少もあり、自分のスマホを持つ小学生が増えています。親や友だちとの連絡手段として、LINEやYouTube、Instagramが当たり前のように使われており、SNSは子どもの生活に深く根付いているでしょう。SNSを使うときの注意点具体的にはどのような危険があり、どのように注意したらよいのでしょうか。SNSを使うときの4つの注意点を、以下にまとめました。個人情報(プライバシー)が流出してしまう「ついうっかり」自分や家族の写真、名前や住所、学校名などをSNSに載せてしまう。個人情報を公開してしまうと悪用される危険性があります。気を付けているつもりであっても、些細な情報から個人が特定されることもあります。投稿する際には十分、注意が必要です。いじめやトラブルの原因になる「ちょっと気持ちが大きくなって」いつもより汚い言葉、強い言葉を使ってしまう。SNS上での言葉のやりとりは誤解を生みやすく、いじめやトラブルに発展することがあります。表情や声色が分からないトーク画面やオンラインゲーム中に会話をするため、日常よりも表現が強くなっていないか注意が必要です。時間を使いすぎてしまう「あともう少しだけ」と思いつつダラダラ時間を過ごしてしまう。SNSは刺激的でつい夢中になってしまうため、勉強や睡眠時間が削られる可能性があります。自分で時間の管理をすることが難しい場合は、使用時間を決めるなど注意が必要です。事件・事故に巻き込まれてしまう「何度もSNS上で話したから」と簡単に現実の友だちのように錯覚してしまう。SNS上で知り合った友だちに写真を送ったり、会いに行ったりすることで事件に巻き込まれる可能性があります。安全なゲームで遊んでいたつもりが、違法なサイトに誘導されていたケースもあるので、注意が必要です。実際におきている小学生のSNSトラブルメッセージアプリでのトラブルクラスの友だち数人でグループメッセージをしていたが、急にブロックされ仲間はずれにされたアプリ上でケンカが始まり、ケンカをしている子、仲裁している子のやり取りでメッセージが止まらなくなった友だちが家族の写真を連投し、他の子にも送るよう強く指示したオンラインゲームでのトラブル友だちとオンラインゲームで遊んでいたところ、急に外されたオンラインゲーム中、強い言葉で数人の仲間から責められたゲームのキャラを強くするために、課金して装備を買うよう言われたその他のトラブル同性の同い年だと思っていたが、年上の異性であった写真を投稿したところ個人を特定されてしまった安全なサイトを見ていたが、誘導されたサイトが悪徳で金銭を要求されてしまった参考:総務省「インターネットトラブル事例集」保護者ができるトラブル防止策ここまでは、SNSを利用することで起きるトラブルについてみてきました。大切な子どもがトラブルに巻き込まれるのを防ぐために、私たち親ができることは何でしょうか。代表的な防止策3つを案内します。ペアレンタルコントロールを使う子どもの安全のため保護者がネット利用環境を整えてあげることをペアレンタルコントロールといいます。ペアレンタルコントロールの代表としてフィルタリングがあります。参考:総務省「身近な人と一緒に考えよう」フィルタリング活用するフィルタリングとは、利用時間やアプリのインストール、課金アイテムの購入などさまざまな項目を制限できる機能です。子どもにふさわしくないコンテンツ(暴力的、性的、年齢に対して不相応なものなど)へのアクセスを制限する子どもの電子機器の使用時間を管理し、過度な使用を防ぐ課金機能の利用を制限する子どもの閲覧履歴やアプリの使用状況を、保護者が確認できる子どもの位置情報を確認する※現在法令等により、携帯電話会社とその販売代理店には、18歳未満の青少年が利用する端末の契約時に原則「フィルタリングサービス」を提供する義務が課せられている。参考:総務省「フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)をご存じですか?」家庭内ルールを決めるフィルタリングを活用するとしても、利用時間や制限をかける内容については、各家庭でルールを決めておく必要があるでしょう。「平日の利用時間は〇時間」「週末の利用時間は△時間」と生活リズムによっても変わってくると思います。また、制限だけではなく「困ったらすぐに相談する」といった約束をしておくことで、トラブルが起きても早期に対応できます。先輩ママの声Aさん:小学6年生の男の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、オンラインゲームなど家庭のルール・フィルタリング設定済・宿題など、やるべきことをやらないときにはスマホを1週間没収するトラブル経験友だちに成りすましてTikTokアカウントを登録していると疑われました。お友だちの動画がTikTokに公開されたらしく、ケンカ中だった息子がそれを載せたと責められました。スマホを見せてTikTokアプリをダウンロードしていないことと親の許可がないとダウンロードできない状態であるのを伝え疑いは晴れたようです。Bさん:小学6年生の女の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、Instagram、TikTokなど家庭のルール・フィルタリング設定済・自室での利用は禁止トラブル経験以前、グループラインで仲間外れにされたことがありました。そのことがあってか、通知音に振り回されているように見えます。常にスマホを気にしているので、新たなルールを決めようと思っています。Cさん:小学6年生の男の子ママ利用中のSNSLINE、YouTube、オンラインゲームなど家庭のルール・フィルタリング設定済・LINEのお友達やトーク履歴確認トラブル経験仲間を集めて戦うオンラインゲーム中に、突然外され戦えなくなったことがあります。その時に「お前は弱いから入ってくるな」「一緒にやりたかったら装備買ってこい」などと言われたようです。幸い1人の子からの攻撃だったので、他の子とは問題なく遊んでいます。まとめこれまで述べてきたようにSNSの利用は、トラブルや注意すべき点がたくさんあります。小学生、特に高学年であっても、まだまだ心も体も成長段階です。実際に会ってコミュニケーションを取るときと比べて、トラブルが多く起きてしまうのは容易に想像できるでしょう。しかし「SNSは危険だから排除する」のではなく「子どもの成長に役立つツール」と前向きに捉えることもできます。SNSは離れている人と連絡を取れたり、情報を共有できたりと、とても便利です。また、自分の作品や技術を発信すると表現力が成長し、称賛やアドバイスで刺激を得られるでしょう。このようにSNSは使い方次第で便利で楽しいツールになります。私たち保護者に必要なことは「トラブルが起きた時にすぐに相談できる存在」でいられるような関係性を作っておくことなのではないでしょうか。関連記事子どもにスマホいつから持たせる?先輩パパママからの体験談から学ぶ

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ワークライフバランス重視の転職ガイド | 20代から考えるキャリア戦略

仕事に追われる毎日を過ごすなか、「このままの働き方を続けて大丈夫なのかな。」と不安になることはありませんか?結婚・出産・育児といったライフイベントを考えると、ワークライフバランスを重視した働き方を実現できる環境を手に入れたいと考えることは自然なことです。とはいえ、転職でワークライフバランスを理由にして良いのか、面接官にどう伝えれば不利にならないのかと悩む方も多いでしょう。この記事では、あなたが理想とする働き方を実現するために、ワークライフバランスを重視した転職を成功に導く方法を紹介します。これからの働き方とワークライフバランスを意識し始めた20代へ入社から数年が経ち、日々の仕事にも少しずつ余裕が生まれてくる20代。同時に、これから先どのようにキャリアを重ねていくのか、そしてどのような生活を送りたいのかを意識し始める時期かもしれません。30代に向けては結婚や出産、育児といった生活の変化が訪れる可能性が高まり、仕事とプライベートのバランスを見直す機会が増える傾向にあります。こうした変化に備え、「仕事と生活のバランスを大切にしながら働きたい」「無理なく働き続けられる環境を選びたい」といった思いから、ワークライフバランスを重視した転職に興味を持つ方もいることでしょう。まだ将来の形がはっきりと見えない段階でも、自分にとって大切にしたいワークライフバランスや、望ましい働き方の方向性を模索してみることは、将来の選択肢を広げる一歩につながります。ワークライフバランス重視の転職を成功させる5ステップSTEP1|自分にとってのワークライフバランスを整理するまず大切なのは、あなたにとってのワークライフバランスは何かを具体的にすることです。たとえば、こんな希望はありませんか?残業時間を減らしたい週末は確実に休んで、自分や家族の時間を確保したい有給休暇を気兼ねなく取得できる雰囲気が欲しいリモート勤務を活用したい出勤時間の柔軟性が欲しい将来、育児や介護と仕事を両立できる環境が良いこれらの希望に優先順位を付けて、転職の方向性を明確にしましょうSTEP2|現在のスキルと市場価値を客観視する次に、これまでのキャリアを整理し自分のスキルを把握しましょう。現在の年収と同業界での相場保有している資格・スキルこれまでの実績や成果他社でも活かせる経験・知識自分自身で市場価値を把握することは難しいと感じる方におすすめなのは、転職サイトの年収診断ツールや、転職エージェントのキャリア相談を活用することです。客観的な視点で、あなたの強みや改善点を教えて貰えます。STEP3|ワークライフバランスを実現しやすい職種を選ぶ働き方は、職種によって変わります。ここでは、ワークライフバランスを重視して転職する場合におすすめの職種を紹介します。事務職(一般事務・営業事務など)繁忙期が比較的予想しやすく、スケジュールを立てやすいのが事務職の魅力です。顧客対応が少ない分、突発的な残業も発生しにくく、ライフスタイルに合わせた働き方が叶うでしょう。社内SE客先常駐と比べて勤務地が安定しています。自社開発や社内サポートを中心に取り組むため、プロジェクトを自社のペースで進められるのが社内SEの特徴です。出社頻度は高くなる可能性がありますが、働き方は安定しやすい職種です。薬事・品質管理職業務の繁忙スケジュールを把握しやすく計画的に働けることが多い職種です。専門性も高く、長く安定したキャリアを築けるのも魅力です。医療事務・調剤薬局事務病院やクリニックの診察時間に合わせた日中勤務が中心です。規則正しい生活リズムを保てることから、仕事とプライベートのバランスを保ちやすい職種といえるでしょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に転職相談に来られる方は多いです。なかでも、営業やSEなど外回りや残業の多い職種から、事務職への転身を希望されるケースが目立ちます。経理や人事は専門知識や経験が求められる事が多いですが、一般事務や営業事務は未経験からでもチャレンジできる可能性が高いと言えます。土日休み、残業が少ない求人も有りますから、働き方を変えたい方には適した選択肢だと思います。STEP4|業界を見極める同じ職種でも、業界が変われば働きやすさが異なる可能性があります。ここでは、ワークライフバランスを実現しやすい業界をピックアップしました。大手メーカー経済産業省の「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受けている企業も多く、残業削減や有給取得促進など働き方改革が進んでいます。長期的なキャリア形成を見据えた環境が整っている可能性が高いでしょう。IT業界フレックスタイム勤務やリモートワーク導入に積極的な企業が多い業界です。場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を叶えられる環境が多く見られます。銀行・金融業界法定基準以上の休暇制度、長時間労働の抑制などを推進する企業が増えています。正社員における女性比率が高い業界であり、育児等の制度が整備されていることが多いです。STEP5|応募書類・面接では前向きな姿勢で伝えるワークライフバランスを理由に転職を考えること自体は悪いことではありません。しかし、伝え方を間違えてしまうと、いまの仕事から逃げ出したいだけ、条件ばかりを気にしている、というマイナスな印象を与えかねません。大切なのは、働きやすい環境でより高い成果を出したいと、前向きに表現することです。効率よく仕事をしたい、という前向きな姿勢を示す子育てと両立し将来的にはマネージャーになりたい。など長期的なキャリアプランがあることを伝える会社へどのように貢献できるかを伝えるこれらのポイントを意識すると、ワークライフバランスを理由とした転職でも、相手に好印象を与えることができます。キャリアカウンセラーからのアドバイス面接では、まずは自分の強みや実績をしっかりとアピールすることが最優先です。そのうえで最後に1~2点、ワークライフバランスに関する質問を添えるのが良いでしょう。まずは自分がどう貢献できるかを伝え、その後で長く働ける環境かどうかを確認する流れが理想的です。ワークライフバランスを実現できる企業の見分け方制度の有無を確認する求人サイトや企業ホームページで確認できる、基本的な制度をチェックしましょう。フレックスタイム制度リモートワーク制度育児休業制度介護休業制度年次有給休暇の取得推進制度興味を持った企業に、自分がワークライフバランスで重視したい制度があるかを把握しましょう。実績をチェックする制度が整っていても実際に使いやすいかは別問題です。また、希望する制度が企業内で活用されているかを確認することも重要です。1.有給取得率2024年調査の年次有給休暇平均取得率65.3%と比較し、有給の取得しやすさを把握しましょう。※参考:厚生労働省「働き方・休み方改革取り組み事例集」部署の差が大きくないかも確認したいところです2.育休取得率、育休復帰率女性だけでなく、男性の取得実績も重要です復帰後の継続就業率も確認してください3.平均残業時間年間を通じた平均値を確認しましょう繁忙期の残業時間上限についても質問してみましょう認定マークを確認する以下の各種マークは、企業が働き方改革へ積極的に取り組んでいかどうかを判断する参考指標として活用できます。ただし、認定の有無だけではなく、口コミサイトなど他の情報と組み合わせて総合的に働きやすさを判断しましょう。主な認定マークくるみん認定・プラチナくるみん認定・育てサポート企業としての認定・男性の育児休業取得率や働き方改革の実績を評価参考:厚生労働省「子ども・子育てくるみんマーク・プラチナマーク・トライくるみん認定等」えるぼし認定・プラチナえるぼし認定・女性活躍推進企業としての認定・管理職に占める女性の比率や、女性の継続就業率を評価参考:厚生労働省「雇用・労働女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)」健康経営優良法人(ホワイト500)・従業員の健康を保ちながら働ける環境づくりに積極的な企業としての認定・働き方改革やストレスチェック等への具体的な取り組みを評価参考:経済産業省「健康経営優良法人認定制度」ユースエール認定・若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業としての認定・正社員の月平均所定労働時間が20時間以下、有給休暇取得率70%以上等の認定基準参考:厚生労働省「ユースエール認定制度」企業のサステナビリティレポートや有価証券報告書等を読む企業の公式サイトから閲覧できる、サステナビリティレポートをチェックしてみてください。「Social(社会)」の項目に、月平均残業時間や育休復帰率、時短勤務の利用状況など詳細な実績データがまとめられています。上場企業であれば、金融庁のEDINETや企業のIRページから、有価証券報告書を確認してみましょう。「従業員の状況ページ」に、ワークライフバランス関連データが記載されています。転職エージェントを通して情報を確認する転職エージェントのキャリアカウンセラーは、求人に書かれていない社内の実態や雰囲気を把握していることがあります。これは、自力では得られない貴重な情報源です。キャリアカウンセラーからのアドバイス前に内部事情や社風を把握しておくことで、自信を持って面接に臨めますし、入社後のミスマッチも防げます。エージェントによっては、応募書類の添削や、企業に合わせた志望動機の方向性を個別にアドバイスしてくれますので、ぜひ活用してみてください。>>みずほビジネスパートナーへ相談してみる面接で職場環境について質問する働き方の実態について確認しましょう。具体的な質問の仕方をご紹介します。働き方の実態について平均的な退社時間を、教えていただけますか?繁忙期と閑散期で、どの程度働き方に違いがありますか?リモートワークを活用されている方の割合は、どのくらいですか?制度の利用状況について育児休業から復帰された方の、働き方のパターンを教えてくださいフレックス制度やリモート勤務を利用する際の、チーム内でのコミュニケーション方法を教えてください評価制度について成果を測る指標として、最も重視されている項目は何ですか?働き方の柔軟性と評価の関係について、教えてください応募書類に盛り込む志望動機・自己PR例応募書類においては、なぜその企業を選んだのか、自分がどのように貢献できるかをセットで伝えることが基本です。ワークライフバランスを重視しているという想いを、仕事への前向きな姿勢や長く働きたい意欲と結び付けて表現しましょう。志望動機例貴社を志望する理由は、働き方改革に積極的に取り組まれ、効率的な業務運営を重視されている点に強く共感したからです。前職では営業事務として、限られた時間のなかで最大成果を出すことを心掛けてきました。効率的に業務を進め、安定した成果を出し続けられる環境で長期的にキャリアを積み重ね、将来的にはマネジメント職としてチーム全体の生産性向上を牽引していきたいです。自己PR例私の強みは、限られた時間のなかで最大の成果を出す効率重視の業務遂行力です。前職では〇日かかっていた作業を、Excelのマクロや生成AIの活用、チェック体制の見直しにより〇日で完了できる仕組みを構築しました。この改善により、チーム全体で月〇時間の業務時間短縮を実現、その分をお客さま対応に多く充てられるようになりました。貴社でも、効率化への取り組みでチーム全体の生産性向上に寄与したいです。自分の希望を主張するだけでなく、企業にどのように貢献できるかを強調するようにしましょう。キャリアカウンセラーからのアドバイスワークライフバランスを理由に志望する場合でも、制度が整っているから志望しましただけでは印象が弱いです。これまでの経験のなかで、どう働くことで成果を出せたのか。その経験を志望企業でどう活かして貢献できるのか。これを具体的に伝えることが何より大切です。整っている環境だからこそより高い成果をだせる、という姿勢を見せましょう。面接で、ワークライフバランスを重視と伝えるときのコツ志望企業に面接の機会がもらえたなら、ワークライフバランスを重視する理由を、前向きに伝えたいところです。ここでは、面接でポジティブに伝える具体例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。限られた時間のなかで、最大限の成果を出すことを大切にしています。前職では、業務効率化に取り組み、チーム全体の残業時間を〇%削減する成果を上げました。時間を有効活用することで、より質の高い仕事が行えると考えています。将来的に、結婚や育児などのライフイベントを迎えても継続してキャリアを積み重ねていきたいと考えています。そのためにも、制度の整った環境で、長期的に会社に貢献したいです。まとめ|20代からワークライフバランスを意識した転職で将来を安心に20代は人生の選択肢が多い時期です。この時期にワークライフバランスの整った環境に身を置くことで、さまざまなライフイベントが起こっても、充実したキャリアを継続できます。今の働き方を変えたいと感じているなら、それは行動を起こすべきサインかもしれません。まずは情報を収集し、あなたらしい理想的なワークライフバランスを実現できる企業を見つけていきましょう。

【金融機関からの転職】元銀行員の経験を活かせるおすすめパート職種7選!

「銀行員の経験を活かせる仕事を知りたい」「金融業界以外の職種が気になる」「ライフスタイルに合わせて環境を変えたい」このように考えること、ありませんか?銀行での経験を活かしながら、自分のペースで自分らしく働けるパートを見つけるためのヒントをご紹介します。ブランクや年齢を重ねていることに不安を感じているかもしれません。しかし、銀行勤務で得たスキルは大きな強みになるので安心してください。金融機関の経験で広がる選択肢金融機関の経験があると、多くの職種に対応できます。身につけた専門知識や顧客対応力は、コールセンターや医療事務など、幅広い分野で高く評価されるからです。もし将来のキャリアを考えている場合は、すでに経験している金融業界への復帰も、選択肢の1つとして検討してみましょう。次章からは、おすすめのパート職種を紹介していきます。自分に合った職場を見つけるときの、参考にしてみてください。元銀行員におすすめのパート職種7選この項では、元銀行員におすすめの職種を紹介します。家庭との両立のしやすさにも注目しています。一般事務営業事務仕事内容データ入力、電話応対、書類作成などおすすめポイント銀行での事務経験を活かせる丁寧かつ正確な仕事が評価される土日休みの職場が多く、家庭との両立がしやすい医療事務クリニック受付仕事内容患者受付、会計、レセプト業務などおすすめポイント銀行での接客対応経験を活かせる個人情報など情報管理の高さが評価される資格がなく未経験OKの教育体制が整った職場が増えている学校・公的機関の窓口業務仕事内容学校や市役所などでの事務、受付、電話応対などおすすめポイント銀行での接客経験を活かせる書類のチェックや文書処理能力を評価される安定した勤務条件、子育て世代に理解のある職場が多い経理・会計補助スタッフ仕事内容会計事務所、税務署などでの領収書整理、仕分入力、請求書作成などおすすめポイント数字に強い銀行経験を活かせる静かにコツコツ仕事をしたい人に向いているコールセンター仕事内容金融、保険、通販会社などでの電話応対、入力作業などおすすめポイント銀行経験で身についた敬語、マナーを活かせる在宅勤務OKな職場も増えている受付・インフォメーションスタッフ仕事内容商業施設、企業などでの来客対応、案内業務、電話応対などおすすめポイント銀行での接客経験を活かせる丁寧な言葉遣いやマナーを活かせるシフト制が多いため、柔軟な勤務が可能金融関連仕事内容銀行、証券、信用金庫、保険代理店などでの窓口対応、保険事務、ローン案内などおすすめポイント銀行経験をそのまま活かせる仕事内容に順応しやすい家庭との両立に必要な支援制度が整っている職場が多い▼一般事務や金融事務の詳しい解説記事はこちら一般事務は未経験でも目指せる!仕事内容とスキルを解説事務職のすべてがわかる!種類・仕事内容・スキルを徹底解説【キャリアアドバイザーのアドバイアドバイスも】銀行勤務経験のアピール方法とパート採用で評価されるポイント銀行以外の他業種パートを始めようと考えたとき、アピールできるスキルがないと過小評価していませんか。人事や経理関係ではないから一般事務として採用されない。表計算や簿記が分からないから事務経験なしになるのではないか。と思いがちです。たしかに銀行事務では、一般事務に必要な専門知識を学ぶことはできません。しかし、どのような業種の事務にも対応できるアピールポイントがたくさんあります。正確な事務処理能力お客さまの大切なお金や情報を扱うため、銀行の仕事はミスが許されません。1円のズレすら許されない環境であったため、事務処理の正確さや、書類のチェック能力が自然と身についています。振込など時限がある仕事も多く、迅速に対応するスキルも備わっています。事務処理能力が高く、信頼して仕事を任せられると評価される接客・コミュニケーション能力幅広い年齢層のお客さまや会社担当者に対応していたため、基本的なマナーや言葉遣い、電話対応が自然と身についています。真面目で、好感を持たれるよう意識しながら対応し、お客さまの話に真剣に耳を傾ける姿勢も備わっています。銀行の仕事はダブルチェックが基本であり、1人で完結する仕事はありません。そのため、同僚とも十分にコミュニケーションをとっていたでしょう。対人対応力が高いと評価されるスケジュールの管理振込時限や融資の期日など、期日厳守が必須な仕事が多くあり、常に時間を意識するクセが自然とついています。複数のタスクを平行してこなすことにも慣れており、優先順位をつけて仕事に取り組むことができるでしょう。時間がかかる場合には経過報告をし、不要なトラブルを防ぐなど危機管理力も身についています。仕事を着実にやり遂げる力があると評価される銀行経験者という高い信頼性お金や個人情報、機密情報を取り扱っていたため、機密情報の管理や高い守秘義務意識が身についています。法令や社内ルールを厳守する意識、SNS利用時のマナーや情報漏洩についての意識も備わっています。情報管理リスク、コンプライアンスを理解していると評価される銀行から他職種パートへ再就職した体験談銀行経験のアピールポイントや向いている職種が分かったところで、次は実際に転職した方の体験談をみていきましょう。Aさん|40代女性子ども1人転職経緯出産を機に約15年勤めた銀行を退職。子どもが小学生になり時間ができたため、働こうかと、考え始める。しかし、ブランクが長くあることから、まずは短期の図書館臨時職員に応募。資格必須ではないものの図書館司書を持っている方もいた中で見事採用。銀行経験のアピールポイント銀行の仕事の中でも、日中に何度も時限の締めがある業務に従事。そのため正確な事務処理と時間管理を励行してきたことを伝えた。また、コツコツ責任をもって最後まで仕事に取り組んできた姿勢もアピール。実際に働いて銀行経験が活かされていること主な仕事内容は、貸出対応や資料整理、破損劣化確認。銀行での接客対応や書類の不備確認をしてきたことが活かされていると思う。図書館という静かな職場であるため、落ち着いた対応ができることも銀行経験があってこそ。資格も専門知識もないが、銀行員時代に得た立ち居振る舞いで十分こなせていると思う。Bさん|50代女性子ども1人転職経緯夫の希望もあり結婚を機に10年以上務めた銀行を退職。子どもが小学校に入学し、また働きたいと思っていたタイミングで勤務していた銀行から声がかかりパートとして再就職。その後食品工場の事務パートに転職。銀行経験のアピールポイント面接時に「主に女性5名の職場だが心配はないか」といった質問を受けた。「銀行も女性が多い職場であったため理解はしている。コミュニケーションを図っていきたい。」と伝えた。また、長年銀行に勤めていたため、基本的なパソコン操作や電話応対に問題がないことも伝えた。実際に働いて銀行経験が活かされていることパソコンで発注作業をしたり、電話照会対応をしたりしています。どちらも銀行で経験してきた仕事内容なのでスムーズに対応できています。このようなことを言っていいのかわかりませんが、扱う商品が違うので心に余裕ができています。不安もありましたが、銀行以外の仕事にして良かったと思います。Cさん|40代女性子ども2人転職経緯上の子どもが小学校にあがるときに銀行を辞めて専業主婦に。外に出て人と繋がっていたい、とずっと思っており、シフト制の住宅展示場パートに転職しました。銀行経験のアピールポイント面接の際に「銀行と比べると、平日の昼間はだいぶ暇だと思いますが大丈夫ですか」と聞かれました。「時間があるということは仕事を丁寧に行えると思います。展示場の良さをさらに知って貰えるようパンフレットや装飾レイアウトを考え、来場者に合わせた丁寧な対応ができると思います。」といったことを伝えたのがよかったのか無事に採用となりました。実際に働いて銀行経験が活かされていること確かに平日の昼間は来場者が1人も来ないときもあります。その時は、パンフレットや営業さんから構造や壁紙について教えて貰い、案内の時に説明できるよう勉強をしています。また、お子さま連れやご年配の方も来場されますので、銀行営業で身に着けたコミュニケーション術や細やかな気配りが活かされていると思います。3名の体験談は参考になりましたか。ライフスタイルの変化で銀行を退職し、ブランクがありつつも他業種パートで即戦力となって働いています。銀行勤務経験があれば、余程の専門分野でない限り、専門知識や資格がなくても十分対応できるようです。いろいろな求人情報を見て、自分のスキルが活かせそうか考えてみましょう。▼みずほ銀行のお仕事検索はこちらみずほビジネスパートナー|お仕事検索トップまとめこの記事で紹介したように、銀行員を経験すると、どんな仕事でも活躍できるスキルが身につきます。ブランクや年齢への不安から、銀行以外の職種に挑戦しにくいと感じる方もいるでしょう。しかし、銀行で培った経験に加え、子育てや介護など日々の生活で身につけたスキルは多くの職場で活かせます。もっとも大切なのは働く場所より、自分の強みを活かせる職場を選ぶことです。磨いたスキルをさらに上げるために、銀行員として新たなキャリアを築くのも一つの道でしょう。ライフスタイルの変化に応じて、優先すべき項目は変わります。この記事が、自分らしく働ける職場探しのヒントになると幸いです。▼銀行パートについて詳しく知りたい方はこちらみずほ銀行の研修制度|未経験でも安心して働けるサポート体制銀行パートはきつい?仕事内容・向いている人・メリットを徹底解説!

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【100人に聞いた】あなたの転職の決め手は何ですか?

「自分にはどんな会社が合っているのだろうか?」「他の人は何を決め手にしているの?」転職や再就職を検討する際、こうした不安や疑問を多くの人が抱えています。この記事では、転職・再就職経験者100人へのアンケートをもとに「決め手」や「不安の乗り越え方」をご紹介します。調査時期:2025年7月調査方法:オンラインアンケート(パネル/募集方法を明記)回答者:20~50代の転職・再就職経験者、n=100回答形式:設問ごとに単一/複数回答を明記、自由回答は要約あり集計注記:端数処理、小数点、無回答の扱い表記注記:自由回答は読みやすさのため一部表現を整えています第1章|【状況】転職・再就職前について今みなさんはどのような状況に置かれていますか?仕事のブランクがある方、再就職を急いでいる方、転職活動にじっくり時間をかけられる方、状況は様々ですよね。ここでは、経験者100人が転職・再就職に向けて動き出した時の状況についてのデータを見ていきましょう。Q.1|離職期間はどのくらいありましたか?〈離職期間アンケート結果〉1年未満が最も多く57人、3年未満33人、5年未満6人、5年以上が4人。離職から1~3年の間に復職する方が9割を占めています。Q.2|転職・再就職を決意してから就職先が決まるまでにどのくらいかかりましたか?〈決意から就職先が決まるまでの期間アンケート結果〉1ヶ月未満が9人、3ヶ月未満が半数を超える54人、6ヶ月未満が20人、半数以上が17人という結果になりました。内定までの目標期間を決めて転職・再就職活動をするのも良いかもしれませんね。第2章|【決め手】なぜ転職・再就職に踏み出したのか「転職や再就職を考えてはいるが、なかなか踏み出せない…」そんな気持ちを抱える方もいるのではないでしょうか。そこで、経験者100人が当時どんなことを考えていたのか聞いてみました。Q.1|転職・再就職を考えた理由は何ですか?〈20~30代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉20~30代の上位は、「自己実現・キャリア形成」が一番多く28%、次いで「家計を支えるため」21%、「社会とのつながりを持ちたかった」13%という結果になりました。〈40~50代転職・再就職のきっかけアンケート結果〉40~50代の上位は、「家計を支えるため」が一番多く25%、次いで「自己実現・キャリア形成」21%、「生活にメリハリをつけたかった」16%という結果になりました。~コメント抜粋~結婚して家庭を持ち、今後子どもを育てていくための資金が必要だと思ったから。子どもの手が離れたことに加え、家計に不安があったから。前職でのキャリアアップが見込めず、スキルアップ・自己実現できる環境で働きたかったから。将来への不安があり、社会との関わりを求めていたから。前職に昇給制度がなく収入に不安があったから。営業ノルマや上司との関係が精神的につらく、このまま働き続けるのが難しくなったから。親の介護のため、残業がなく介護に理解のある環境で働きたかったから。第3章|【決め手】転職先をどうやって選んだのか自分に合う会社や働き方がわからず、どのように就職先を決めればいいか迷ってしまうことがありますよね。経験者100人がどのようにして現在の職場を選んだのか、リアルな声を集めました。Q.1|転職・再就職前後の職種は同業種?異業種?〈転職・再就職の前後の業種アンケート結果〉転職・再就職の前後の業種が同じ方が55%、異なる方が45%という結果になりました。やりがいや憧れの仕事・新しい環境を求めて異業種を選ぶケースもあれば、今まで培った経験やスキルを活かして同業種でステップアップしていくケースもありそうですね。Q.2|転職・再就職先の“決め手”は何ですか?ケース①|働き方~通勤や環境など「働き方」を重視した方の声~体調を壊したため、肉体労働ではなく座れる仕事を選んだ。安定した働き方・成長できる職場環境を求めて、新しい業界に挑戦した。通勤やライフスタイルを見直した上で長く働ける環境を求めた。子育てと両立するため、テレワークが可能な職場を選んだ。ケース②|安定性~給与や待遇など「安定性」を重視した人の声~安心して働くため、安定した基盤を持つ企業を選んだ。仕事の実績を正当に認めてくれる環境で働きたいと思った。ケース③|やりがい・成長~キャリアのステップアップやスキルが活かせる環境など「やりがい・成長」を重視した人の声~若い頃からの夢だった広告業界に、今の感性でチャレンジしたいと思った。今まで培ってきた「総務人事」の知識を中小企業で活かしたかった。ずっと憧れていたIT業界に挑戦したいと思った。金融の中でも個人資産運用に強い企業に魅力を感じ、キャリアの再構築をめざした。自分らしく働きたいと思い、興味のあったWeb業界での再スタートを決意した。前職で自分のスキルがわかったので、興味のある業種に転職を決めた。第4章|【不安と対処法】ブランク・年齢・スキルいざ転職や再就職を決意したものの、新しい環境に飛び込むにあたり、不安や障害はつきものですよね。経験者のみなさんはどのようにして不安や障害を乗り越えたのでしょうか。Q.1|転職・再就職活動で不安だったこと・障害になったことは何ですか?〈転職・再就職をする上での不安や障害アンケート結果〉上位は、「職場の人間関係への不安」が一番多く21%、「業務知識・ブランク」が19%、「PCスキルやIT知識の不足」・「年齢的なハードル」が16%という結果になりました。職場の人間関係は外から見えづらい分、不安も大きいですよね。Q.2|それらの不安に対して、どのように対処しましたか?①|選考編ポイント:自己分析の言語化・職場見学~コメント抜粋~スキルや感覚の鈍りに対する不安があったため、今まで習得してきたものを自己分析・言語化して面接に臨んだ。まずは自分の強みや経験を整理し、転職市場でどう活かせるかを具体的に考えた。なぜブランクがあるのか、ブランク期間は何をしていたか、といった点に関して企業側が不安にならない説明を準備した。在籍社員のキャリア・職場の雰囲気や働きやすさなどが気になったため、いくつかの事業所の職場見学をした。②|スキルアップ編ポイント:学ぶことで不安を軽減~コメント抜粋~年齢に不安があったため、日商簿記など再就職に有利な資格を取得し、自信をもって再就職活動に臨んだ。AdobeのIllustratorや簡単なデザインツールの使い方をオンライン講座で一から学び直すことで、年齢に引け目を感じなくなった。IT知識が不足していたので、IT関連の書籍を何十冊も購入して勉強した。PCスキルを学ぶためのオンラインの講座でスキルアップした。③|就職後編ポイント:周囲の協力やコミュニケーションを大切に~コメント抜粋~子育てが二の次にならないよう、親からの協力体制を整えた。年齢的にも新たな人間関係を築くことに不安があったが、積極的にコミュニケーションをとることで打ち解けることができた。第5章|【振り返り】やってよかったこと/もっとこうすれば良かったこと経験者のみなさんに、当時の転職・再就職活動を振り返ってもらいました。心に響いたものは、ぜひご自身の就職活動に取り入れてみてくださいね。Q.1|業界/企業選びや転職準備について、やっておいて良かったことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:職場体験や社員の生の声によりミスマッチを防ぐ~コメント抜粋~SNSを活用して実際に働く社員の雰囲気を知ることができたのは大きかった。職場の雰囲気や勤時間など、自分の体調に合った無理のない条件を優先したのは良い判断だった。年齢や病歴に後ろめたさを感じるのをやめ、今できることに集中するという気持ちで行動したことが再出発の力になった。在籍社員などに会うことが難しければ、SNSを覗くことやDMでコンタクトを取ることも一つの手。複数社から内定が出た際、それぞれの社内の雰囲気を知るべく数日職場体験をしてから就職先を決めた。②|スキルアップ編ポイント:プロからの学びやアドバイスを活用~コメント抜粋~やはり資格は取得しておいて良かった。職業訓練校での学びが有効だった。キャリアコンサルタントやハローワーク相談員からのアドバイスはかなり役に立った。興味のあることがいつ仕事になるかわからないので、気になる分野の知識習得は損得考えずにしておくべき。③|エージェント編ポイント:多角的な視点や専門的知識が有益~コメント抜粋~転職エージェントを複数活用し、それぞれ異なる視点でアドバイスをもらえたのは良かった。業界特化の転職エージェントを利用したことで、より具体的な相談ができた。面接対策に強い転職サイトを利用したので、的確なアドバイスのもとしっかりと受け答えができた。転職アドバイザーにブランクや希望の働き方を細かく伝えておくことで、自分に合った求人を紹介してもらえた。転職エージェントはたくさんあるが、どのアドバイザーが自分と真摯に向き合ってくれるか見抜くことが重要だと感じた。⇒みずほビジネスパートナーでは、金融業界をメインに、一人ひとりに向き合ったお仕事紹介をしています!みずほBP|お仕事検索④|その他余計なことを考えると不安が募っていくので、なるべくサクサクと進められるように準備をした。難しく考えすぎるのも良くない。何か問題があればやめてもいいという余裕や柔軟な考えを持つことも大事だと思った。Q.2|業界/企業選びや転職準備について、もっとこうすれば良かった!と思うことはなんですか?①|業界/企業選び編ポイント:実態把握・業界分析~コメント抜粋~ホームページだけでなく、実際に社員から話を聞くべきだった。エージェントから事前にもっと情報を細かく聞き出せば良かった。転職先の業界の現状や将来性に関する分析を深めた上で、企業選びをすべきだった。金銭面に関して、慎重に計算してから転職すれば良かった。自分がやりたいことだけでなく、「今後伸びる業界」にフォーカスを当てれば良かった。途中から他の業界以外にも興味を持ち始めたため、もう少し早く準備を始めていれば選択肢が広がったと思う。②|スキルアップ編ポイント:準備期間に余裕を持つ~コメント抜粋~履歴書記入のために資格をもう少し取っておけば良かった。スキルの棚卸しと実務経験の準備をもっと早く始めておくべきだった。特にIT業界は技術の進歩が早いので、未経験分野へのキャッチアップは予想以上に時間がかかった。③|エージェント編ポイント:自己分析・エージェント分析~コメント抜粋~希望していない仕事を紹介されることがあるため、自己分析による適性や要望をアドバイザーにしっかりと伝える事が大事だと思った。初めは自力で情報収集していましたがうまくいかず、初めからエージェントを利用すれば良かった。スカウトサービスなどを利用していればシフトや給与などの処遇が上がっていたかもしれないと感じている。④|その他仕事を続けながら転職活動を進めるべきだった。離職期間中の金銭的な不安や精神的な焦りは想像以上で、転職活動にも影響してしまった。仕事をしながらの転職活動だったため、企業説明会やカジュアル面談を見送ってしまったことがあり、もっと時間を確保しておけば良かったと感じた。時間の余裕が、選択肢の質にも影響すると強く実感。コラム|「語学を学び、社内通訳に」主婦からの再挑戦ストーリー100人の経験者へのアンケートから、さまざまな転職の決め手や不安の解消法などを見てきました。次に、継続的な学習と小さな実務機会の積み重ねを通して、再就職に成功したMさんの例をご紹介します!Mさん/女性再就職時:40代前半(子ども12歳・7歳)〈経歴〉大学卒業後、航空会社で12年勤務第二子妊娠と同時に退職後、専業主婦となる海外旅行時に英語力の低下を感じ、週一で英語学校に通い始めたことをきっかけに通訳の道へ現在はフルタイムで企業の社内通訳に従事専業主婦時代、家族での海外旅行時に英語力の低下を感じたことから、ブラッシュアップのために週一で英語学校に通い始めました。勉強を続け、進級を重ねるうちに通訳クラスに入れるようになりました。学びを継続しながら、月に数回程度の通訳の仕事にも挑戦した結果、離職から13年が経った頃に企業での社内通訳のお誘いをいただきました。そこで一つの企業で様々な部署と関わりながら一人の人をサポートする面白さに目覚め、以来、社内通訳というスタイルで仕事をしています。復職を考えるようになったきっかけは、下の子どもの小学校入学を機に時間ができたこと、これまでの経験を生かして再び社会に出たいと思ったこと。そして、夫の転職時に約1年の失職期間があり、自分にも収入があった方がいいと考えたからです。現在の仕事に就くまでに、英語・通訳学校には累計5年以上通い、自宅での勉強も継続していました。この時に得た技術は現在の仕事にも役立っていますし、英語学校に通わなくなった今でも実務を通して勉強の日々です。自分が何をしたいかということも大切ですが、軸はぶらさず、機会にはオープンな気持ちや姿勢を保つことで、思ってもいないようなところから考えてもいなかったような仕事が来て、やってみたらとても自分に合っていたということもありました。古い言い方ですが、ご縁も大切だと思います。子どもが小さい時に勉強を始め、子育てと両立しながら高い授業料を払う中、なかなか成績が上がらない時期や仕事が順調に来ない時期もありました。当時は悩みや不安も多かったですが、今は思い切って一歩を踏み出して良かったと思っています。ブランクがあると踏み出すにも勇気がいると思いますが、実際働き始めると年齢のせいで気おくれしていたことが嘘のように、歳のことは誰も気にしていません。大切なのは与えられた仕事を全うすることだと感じています。今後、時代の流れや自身の生活の変化で働き方は変わっていくと思いますが、柔軟に自分なりの働き方を見つけていきたいと思います。第6章|【まとめ】迷ったときの「決め手」の見つけ方「決め手」を見つけるために大切なことは、価値観の整理をした上で、情報収集や比較検討をしっかりとすること。その上で、必要なスキルや資格取得を計画的に進めれば、選択肢は広がります。また、一人で抱え込まず、周囲の人やエージェントの力を借りながら進めることで、新しい道が見えてくることもあります。転職や再就職においては、正解は一つではありません。現在の状況、そしてこれからの人生において大切にしたいことは何か、よく考えた上で、後悔のない転職・再就職をめざしてきましょう。

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家庭との両立のヒントや働く母のリアルな思いをお届け。 いくつになっても自分をアップデートしながら、わたしらしく「働く自分」を見つけてみませんか。

子どもにスマホいつから持たせる?先輩パパママの体験談から学ぶ

小学校高学年になると携帯(スマホ)を持つお友だちが増えてきたな、と感じることがあると思います。「携帯(スマホ)を欲しいと子どもに言われるけどまだ早い気がする」「他のお家はいつから子どもに携帯(スマホ)を持たせているのかしら」「子どもと連絡が取れると安心だよな」と考えるパパママは多いと思います。この記事では、小学生以上のお子さまをもつ70名の先輩パパママに独自に実施したアンケートの結果や体験談を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。子どものインターネット利用環境まずは携帯(スマホ)だけでなく、子どもを取り巻くインターネット利用環境について説明いたします。出典:子ども家庭庁青少年のインターネット利用率の経年比較上のグラフは10歳以上の子どもを取り巻くインターネット利用環境についての統計結果です。令和5年度の小学生(10歳以上)を見ると、98.2%の子どもがインターネットを利用しています。利用端末として多いのは学校で配布されるGIGA端末が73.6%。次いで62.5%がスマートフォンです。あわせて未就学児のインターネット利用も7割近くあるとも言われています。これは、インターネットをテレビに繋げて見ることができたり、タブレット学習が増えたりしていることを考えれば不思議はないでしょう。幼いころからインターネットを自然と利用しているからこそ、タブレットを利用した授業やオンライン授業をスムーズに取り組むことができるのです。私たちの生活に不可欠となった電子機器。その中でも日本人の97%が保有しているとも言われている携帯(スマホ)と子どもの関係について次項から詳しく見ていきましょう。独自アンケート子どもと携帯(スマホ)の関わり方ここからは、携帯(スマホ)を子どもに持たせるにあたって“気になるであろう3項目”について詳しくみていきます。みずほグループ勤務者へ独自アンケートを実施し、70名から回答を得られました。この記事のために実施したアンケートですので、ご参考にしてください。子どもに携帯(スマホ)をいつから持たせたかまず始めに、何歳から自分専用の携帯(スマホ)も持つ子どもが多いのでしょうか?「持たせるか迷うが早い気がする」と思っているパパママも多いかと思います。アンケート結果からは、小学5・6年生が32%でした。また、小学4年生以下が26%。小学生の間に58%の子が携帯(スマホ)を持ち始めたことが分かります。子どもに携帯(スマホ)を持たせるキッカケは次に、それではなぜ携帯(スマホ)を持たせるようになったのでしょうか?持っていると回答した方の内の49名に引き続きアンケートを実施しました。キッカケは1つではないでしょうが、今回のアンケートでは決め手となったキッカケ1つを選んでもらいました。アンケート結果からは、『②1人での留守番』が31%で最も多いキッカケでした。上の結果と合わせて考察すると、小学5・6年生になると1人で留守番する機会が増えるのかもしれません。次いで、『③習い事等の送迎』が27%。『⓵登下校の見守り』が12%。合計70%のキッカケが子どもを心配するパパママの思いで持たせていることが分かります。携帯(スマホ)を持つ上での約束事は最後に、携帯(スマホ)を持たせるにあたって子どもと何か約束事は作ったのでしょうか?上記同様49名に引き続きアンケートを実施しました。結果としては、『⓵利用時間や時間帯』が53%と半数を占めていました。『④その他』には「特に約束事はしていない」という回答も含まれています。今は、携帯(スマホ)の利用内容に保護者がフィルターをかけることで制限することができます。そのため、「保護者が許可した範囲内で自由に使えるようにしているので決まり事はない」との回答もありました。先輩パパママ6つの体験談アンケート実施時に体験談も募集したため、その一部をご紹介いたします。まだ、携帯(スマホ)を持たせていないパパの声もあります。同じ悩みをもつ人がいると安心しませんか。先輩パパママの体験談から少しでも不安解消の糸口を見つけてもらえれば嬉しいです。小学1年生のママ小学校に上がると同時にスイミングを習い始めました。送迎バスを利用しており指定の乗降場所まで一緒に行っています。帰りは道路状況により指定時間を前後して到着することがあり心配することが多くありました。なので、1年生で持つのは早いと思いながらも到着時間を把握するために持たせることにしました。子どもと決めた場所を通過したら連絡するように約束しています。スマホを持っているお友だちが周りにいなく、物珍しさから取り合いなどトラブルになるのを避けるためゲームなどのアプリは入れず、連絡手段としてのみ利用しています。小学3年生のパパまだ携帯は持たせていないが、ボイスメッセージが送れるGPSは持たせている。GPSは1年生の時からランドセルに付けて登下校時の見守りに使っている。近所の公園で子どもだけで遊ぶようになったことや、周りの友だちもスマホを持ち始めた子が出てきたので、ちょうど夫婦の話題にあがるようになり関心があった。小学5年生のママ小学4年生までは学童に通っていたのですが、定員の関係で5年生からは鍵っ子になることが確定していました。そのため、4年生の終わりころにスマホを購入し留守番の練習を始めました。フィルタリングをかけているので、アプリを取るのも友だちと繋がるのも保護者の同意が必要なため、今のところトラブルは起きていません。ただ話しはズレますが、スマホとゲーム機器には利用時間制限をかけているのですが、制限がかかるとテレビでYouTubeを見始めてしまいます。今の悩みはインターネット利用時間をどのように守らせるかです。小学5年生のママ小学5年生から1人で留守番をするようになったため、スマホを持たせることにしました。徒歩20分圏内に祖母宅もあるので「なくても大丈夫かな」とも思ったのですが、家に固定電話もないことから持たせることにしました。トラブル防止の観点からLINEは入れず、別の連絡アプリを入れています。親同士でも連絡が取れる子には、アプリをダウンロードして貰って、そこで連絡を取り合っています。今のところ息子から不満も出ていないので、しばらくこの状態でいようと思っています。中学1年生のパパ小学4年生の時に欲しがったので買いました。3つ上の姉が持っていたこともあり、欲しくて仕方がなかったようです。最初は私が使っていた携帯をWi-Fi環境でだけ使えるようにしていたのでフィルタリングをかけていなく、その流れで特に制限せずに持たせています。中学3年生のママ小学6年生の時に引っ越しをし、転校はしなかったものの放課後近所で遊んでいた友だちと離れてしまいました。友だちと遊ぶにも送迎が必要となってしまったため連絡手段として携帯を持たせることにしました。女の子なのでグループLINEでのトラブルもあるようですが、それも経験かなと思って見守っています。小学生の内は、スマホはリビングなど家族の前だけでしか使わないよう約束していました。(自室で使うのは禁止)まとめ「子どもに携帯(スマホ)を持たせるのは怖い。」と漠然と思っているパパママは多くいるでしょう。現に、携帯(スマホ)がきっかけとなる事件や事故、トラブルの話を良く耳にしますよね。筆者の息子が通う田舎の公立小学校で今回初めて『スマホ・ケータイ安全教室』という授業が5年生の授業参観内容になりました。兄弟姉妹の授業を見るために席を外すことがないよう他の学年と異なる時間で設定されており、学校としても真剣に取り組むべき問題だと認識していることが分かります。子どもを取り巻く環境は私たち親世代と大きく変わっています。まず、固定電話を契約している家が少なくなっていますし、授業で当たり前のようにパソコンやインターネット検索を使用しています。スマートフォンのフィルタリング機能も分かりやすく柔軟に設定できるよう進化しているのをご存知でしょうか。また、「パパが仕事で忙しく、なかなか子どもと遊ぶ時間が取れなかったが、同じアプリゲームをやることで攻略方法やスコアなどについて話題が増え、関係が良好になった」という話も聞きました。ご家庭に合わせたルールを作って上手に使うことで、緊急時の連絡や位置情報の把握などメリットもたくさんあります。この記事が、お子さまに携帯(スマホ)を持たせるか悩んでいた方の参考になれば幸いです。携帯(スマホ)と同じように小学生になって持たせ方を考える”鍵”については下記リンクを参照ください。【実例付き】小学生への鍵の持たせ方|働くママの紛失・安全対策

コラム|アップデート、働くわたし コラムメンバーを紹介します

コラムメンバーをご紹介しますこんにちは、みずほビジネスパートナーです。「コラム|アップデート、働くわたし」では2022年より「働くことの魅力」や「働く上での漠然とした不安解消のヒント」などを発信中。この度、コラムメンバーが新しくなりました。メンバーは代わりますが、皆さんのアップデートを応援したいという思いは変わりません。引き続き、お役に立てるような情報発信を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。コラムメンバー紹介踏み出そう、新たな1歩新しいことを始めたいと考えている人、これから新しいことを見つけたい人。家庭・育児・仕事。日々の暮らしの中で新しいことを取り入れるのは、容易いことではありません。しかし、新しいことを始めることは、新しい自分にも出会えるチャンスです。“アップデート”まだ知らない自分へ出会うための新たな1歩を一緒に踏み出してみませんか。コラムメンバー紹介今年度のコラムメンバーは、育児と仕事の両立に奮闘中の3人です。家庭、育児、仕事、悩みは尽きないもの。当事者だからこその視点も持ちつつ、様々な角度から情報発信をしていきます。コラムを通じて、“アップデート”するあなたの背中を押せればと考えています。はぎ小5と小1の4歳差兄妹・夫の4人暮らし。現在は時短勤務と週休3日制を利用中。昨年で息子が学童を卒業したため、放課後や長期休みの過ごし方、SNSとのかかわり方など次々と出てくる問題に追われています。「私自身、家庭と仕事のバランスに悩み、退職を考えた経験があります。同じように両立のバランスで悩んでいる方や、子どもの成長に伴う問題に悩んでいる方の心が軽くなるような情報をお届けできたらと思っています。」にいやま小1女児と夫の3人暮らし。ほぼ出社の時短勤務。子どもが小学生になったことから、子どもの自立と心配の間で悩む日々。アイドルへの「推し活」で癒されています。「新しい環境に飛び込むのは、不安がつきものだと思います。そんな不安を少しでも解消するため、情報発信がお役に立てれば嬉しいです。あなたのアップデートを応援しています。」もり小1と小3の2歳差姉妹と夫の4人暮らし。現在は時短勤務。両立生活も8年目となり、親も子もライフスタイルには慣れてきたが、放課後や長期休みの過ごし方・子どもの人間関係・自分のキャリアなど日々悩みはつきない。。「昨年度から引き続き記事の執筆を担当します。日々の生活に追われる中でも、新しい1歩を踏み出すあなたに役立つ情報を発信していければと思います。」

働き方を考えよう。テレワークと在宅勤務の違いはなに?

働き方改革やコロナ禍の影響もあり、この数年で、自宅で仕事をするという働き方も浸透してきました。このように自宅で仕事をすることは「在宅勤務」や「テレワーク」と呼ばれていますが双方に違いはあるのでしょうか。今回は、両者の違いや同様に使われることの多い「リモートワーク」についての説明と、自宅で仕事をするにあたっての特徴をご紹介します。テレワークとは?在宅勤務やリモートワークとのちがいは?テレワークとは、「情報通信技術(ICT)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」をいいます。ICTはInformationandCommunicationTechnologyのこと。働き方の区分としては・在宅勤務・サテライトオフィス・モバイルワークの3つにわけられます。つまり、在宅勤務は、テレワークの一種です。リモートワークとは何が違う?結論としては、テレワークもリモートワークも同じことを言います。細かくみると、テレワークは上述のとおり、ICTを利用するという定義があるものの、リモートワークにはそのような定義はありません。また、テレワークという言葉については自治体などを中心に使用されることが多いです。テレワークの働き方についてテレワークはどの働き方においても共通した特徴があります。・通勤時間を短縮したりと効率的に利用できる・ライフワークバランスをかなえることができる・勤務とプライベートの境界線があいまいになる・コミュニケーション不足になる・セキュリティの関係上、テレワークの場所に制約がある場合があるそれぞれの働き方区分についても詳しく説明していきます。在宅勤務自宅を就業場所として働く方法です。また、企業によっては「部分在宅勤務(部分利用)」を導入しています。一部の時間だけ在宅勤務をするという働き方ができるというものです。サテライトオフィス勤務本来のオフィスとは別の場所をオフィスとして働く方法です。自社グループの別オフィスに通勤するスタイルや、シェアオフィスやコワーキングスペースのように複数企業や個人で共有するスタイルもあります。モバイルワーク上記ふたつに比べるとあまり耳なじみのないモバイルワークですが、移動中の交通機関・カフェ・ホテル・空港などで働く方法です。モバイル端末(スマートフォンやタブレット・モバイルPC)を利用して働く方法です。最近では、新幹線でもビジネスパーソンむけの車両を用意した座席販売も始まりました。テレワークはいまでも導入されているのかテレワーク自体はコロナ禍前から働き方改革の一環として推奨されていました。そして、みなさんご認識のあるとおり、コロナ禍で急激にテレワークが進みました。テレワークはいまでも導入されているのか。答えは、企業・職場によります。企業として制度はあっても、コロナ禍以降は実際の利用者割合が減少していることも資料から読み解くことができます。テレワークの実態推移参考:国土交通省令和4年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)もし、仕事を探す中でテレワーク利用を検討されている方は、制度の有無に加えて、実際の利用者や希望する職場での活用割合、そして会社としてのテレワーク活用の方針(出社前提かテレワーク推奨しているか)なども面談などで質問いただくとよいでしょう。実際のテレワーク(在宅勤務)の活用事例筆者は、「在宅勤務制度」を利用しているひとり。コロナ禍での妊娠中より制度活用をはじめ、育児休暇から復帰し3年経ったいまも積極的に制度活用をしています。気になる実態に関して、「利用者」の声としてわたしのケースをお伝えします。◆在宅勤務の頻度は?現在は週の半分以上は在宅で勤務しています。オフィスへの出社については、その時に抱えている業務との兼ね合いにもよりますが、平均的にみると週1程度です。曜日などは特定せずフレキシブルに出社日を決めています。職場全員の出社・在宅の予定が閲覧可能になっているので、自分以外のメンバーがいつ出社するのかも確認が可能です。出社した日は対面での打ち合わせを組んだり、職場の人とランチにいったりと人と直接話す機会を多く設けるように意識しています。◆周囲の在宅勤務の活用状況は?まさに職場によって様々、人によって様々です。わたしの職場においては、週2・3日は出社している方が多いですが、毎日出社している方もいます。(やや悪天候の日などは出社率が低くなる傾向にあります…笑)◆在宅勤務でもコミュニケーションはとれる?日頃業務上で接点が多い方とは、電話・メール・チャット・オンライン会議などを用いてコンタクトがとれるので業務としては滞りなくできるのですが、それ以外の方とのコミュニケーションはかなり難しいです。オンライン会議も複数集まると音声が被ってしまうことやちょっとしたタイムラグが発生することもありスムーズにいかないこともあります。業務に関係しない趣味・子育て・テレビで観た気になるお店などなど「わざわざ電話やメールするほどではないけれど」というような話は、出社するからこそできるテーマであり、職場の方の人柄などを知るきっかけにもなっています。働き方を考えることは仕事さがしのポイントの一つ今回は、テレワークを中心に働き方のご紹介をしましたが、職種によってはテレワーク利用が難しい場合があります。テレワークができない職種においても「フレックスタイム制」や「時差勤務」などを取り入れていることもあります。・どのような仕事をやりたいのか・どのように働いてみたいのかなど、仕事さがしの軸となるポイントがはっきりすると今後の働き方を考えるヒントになります。仕事さがしのポイントについては別記事をぜひご覧ください。【主婦/主夫の復職・再就職】仕事の選び方・仕事選びの軸6選

お仕事紹介|みずほ銀行「パートナー社員」

みずほ銀行営業店で働く「パートナー社員」をわかりやすくご紹介します

実際に働く社員の声をご紹介|未経験でも大丈夫?パートタイム勤務からの銀行勤務

皆さんは、銀行で働くことに対し、どのようなイメージを持たれていますか。業務内容や勤務条件などが自分の希望に近くても、未経験の業種、ましてそれが銀行だと、不安に思うことや疑問に思うことがたくさんあると思います。この記事では、なかなか聞くことのできない、みずほ銀行で働こうと思ったきっかけや、働く前に感じていた不安、実際に働いてみてよかったことなど、パートタイム勤務で働き始めたパートナー社員※4名の声をお届けします。※パートナー社員とは、業務内容・就業日・勤務時間などについて個別に労働契約を結び、みずほ銀行で働く方のことを指します。業務内容はロビー、窓口、事務等の職種に大きく分かれ、就業日数も月12日程度の方が多く活躍しています。▼みずほ銀行のパートナー社員の働き方についてはこちらみずほ銀行営業店のお仕事紹介|パートナー社員の働き方を知る今回お集まりいただいたメンバー川口支店湯浅さん(2007年入社)板橋支店仲田さん(2006年入社)芝支店渋谷さん(2008年入社)松戸支店髙橋さん(2009年入社)お集まりいただいた皆さん全員が、ロビーでのご案内をメインとしてご勤務されています。▼ご参加いただいた湯浅さんにもお話を伺った、お仕事インタビューはこちら【おしごとインタビュー|銀行編】vol.1日々のお客さまとの会話と働きやすい環境がわたしを成長させるエネルギーです【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.2家庭を一番に。子どもの成長に合わせて、働き方も柔軟に。【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.322年間の専業主婦から銀行窓口へ。「働くことは人生を豊かにしてくれる。」みずほで働こうと思ったきっかけなぜ、みずほ銀行で働こうと思われたのですか?仕事を始められたきっかけや、仕事探しの際に意識した点などもあれば教えてください。上の子どもが、幼稚園にあがり、仕事をしている周囲の人たちが充実しているように見え、家にいるだけでなく働きたいと思ったのがきっかけです。土日祝日休みで、12日/月勤務、福利厚生もしっかりしているので、安心して長く働くことができ、家庭と仕事の両立もできると思いました。前職も他の銀行でロビーの仕事をしていました。以前通っていたスポーツ施設で、みずほ銀行のロビーで勤務している方と知り合い、みずほ銀行のロビー案内の仕事に魅力を感じ、お客さまをつなぐ仕事をしたいと思い応募しました。みずほ銀行なら、長期的に働くことができ、証券外務員の資格も保有していたので自身のスキルも生かせると思いました。子どもが小学1年生になるタイミングで仕事を始めようと思い、平日勤務で週3日程度、10時~15時30分勤務というところに魅力を感じ銀行での仕事を選びました。専業主婦期間も長く、金融業は未経験であったものの、「人が好き」だったのでやってみようと思いました。子ども2人が小学生になったタイミングで、仕事を始めました。当初は土日祝日関係のない仕事をアルバイトという形でしていましたが、子どもたちの負担を考え、土日祝日休みで、比較的早い時間に帰宅できるところに魅力を感じ、気軽な気持ちでロビーの仕事を始めました。働く中での不安や心配事の解消方法銀行の勤務経験の有無に関わらず、銀行で働くことに対しそれぞれ不安に思うことや心配事はあったと思います。皆さんは不安や心配事に対し、どのように向き合い解消したか教えてください。接客は好きでしたが、銀行での仕事は未経験であったので不安な部分もあり、毎日分からないことだらけでしたが、手厚い研修制度や配属された支店の方々が、皆さん丁寧に教えてくださったので、不安も自然と解消されました。研修やそこで関わった講師の方の言葉に助けられました。「あわてず、あせらず、あきらめず」、「同じ土俵に立たない」など働く上で大切なことを教えていただき、人としての考え方の財産にもなっています。また講師の方から「何かあったら電話してね。」と言っていただけたこともとても心強く、安心材料になりました。銀行の専門用語や手続きを覚えるのが、当初は大変でした。職場の方々にたくさんサポートしてもらうことができたので、乗り越えられました。また研修では、学ぶことはもちろん、そこで出会った人たちとお互い不安を共有して励ましあうことができたので、「自分だけではない」と思うことができたのも、とても大きかったです。銀行の最初のイメージは様々な人が来店されるので大変そうだと思っていましたが、今は老若男女様々な人と関われることに楽しさを感じています。銀行業務が未経験であることが最大の不安でした。当初は覚える知識も多く、資格も取らないといけないこともあったので「出来るかな」と不安が大きかったのですが、それを上回るほど良い仲間に恵まれていると感じています。初任者研修で出会った同期と今でも仲が良く、日々そこで励ましあっています。また研修では、自分と同じ思いや気持ちを持った人たちと会うことができるので、それもとても心強かったです。また、職場の方々のサポートもとても手厚いのでここまでやってこれたと思っています。みずほで働いてよかったこと各々長い間みずほ銀行で勤務していただいていますが、皆さんの感じるみずほ銀行で働くことの良さとはなんですか?人と話をすることが好きなので、「どういう接客がいいのかな?」と日々考えながら接客することで、お客さまからも感謝の言葉をいただくことができ、それが自分自身のエネルギーになっています。また仕事が楽しいと、自然とプライベートも充実でき、それがまた仕事をすることへのモチベーションにもつながるのですごく良い好循環ができています。私の勤務する銀行の支店には食堂があり、温かい食事が食べたいときに出てくるのは、普段食事を作っている身からするとすごくありがたく感じています。また研修や、知識経験が豊富な職場の方々と日々働くことで自然と資産形成の知識などが身につけられました。日々多くのお客さまを接客することで学びも多くあり、この仕事があるから今の自分があると感じています。子どもが小学生になるタイミングでロビーの仕事を始めました。キャリアップのため自宅で勉強する姿や、日々仕事に向き合う姿を子どもに見せることができ、それが親子関係にも良い影響となりました。またキャリアアップすることで、知識を増やすことができ、収入アップにもつながりました。知識を増やすため資格にチャレンジしたことで、自分自身、勉強が好きなことに気づくことができ、試験に合格したことで達成感を得ることもできました。また職場も、ベテランから若手まで様々な年齢層の人が働いているので、幅広い人と仲良くなることができました。銀行のロビー案内は、老若男女色々な方が来店されるので、普段あまり関わることのない方々と関わることができるのも良い点だと思います。これからみずほ銀行で働こうと思っているあなたへ最後に、これからみずほ銀行で働くことを考えている人に向けて一言ずつお願いします。「銀行」で働くことに対するさまざまな先入観は一度切り離してみてください。実際はとても落ち着いた職場で、研修制度も職場の皆さんのサポートも充実しているので安心して働くことができると思います。お休みもとりやすいので、家庭と仕事の両立もしっかりとできます。また自分自身がスキルアップを望めば、しっかりスキルアップできる制度も環境も整っています。しっかりとした研修、美味しい食堂、優しい仲間に出会える職場です。研修制度も充実していて、職場の同僚や上司の方たちのサポートも十分にあるので安心して働けます。毎日たくさんの発見があり、ワクワクドキドキの連続です。「銀行」というだけで近寄りがたいイメージはあるかもしれませんが、とてもやりがいのある仕事ができます。福利厚生もしっかりしているので、安心して長く働くことのできる職場です。まとめ今回、4名のパートナー社員の方にお話しを伺いました。みなさま各々が、時には不安を感じながらもそれを乗り越え、キャリアアップしてきて現在に至ることがよく分かりました。仕事を始めるときに、不安や心配事があるのはどの仕事でも同じだと思います。みずほ銀行には、今回お話を伺った4名のようにさまざまなきっかけから、勤務を始められたパートナー社員の方々が数多くいらっしゃいます。皆さんのお話にあったように、研修制度はもちろん職場も温かい雰囲気があり、更なるキャリアアップに挑戦できる環境も整っています。家庭と仕事を両立しながら、仕事を始めようとお考えの皆さん、みずほ銀行で是非とも一緒に働いてみませんか。▼研修制度についての記事はこちら【みずほの研修ご紹介】入社時からその先まで~研修や学びの機会を大公開▼みずほ銀行のお仕事検索はこちらお仕事検索|金融・銀行事務のお仕事紹介はみずほビジネスパートナー(mizuho-bp.co.jp)

みずほ銀行の研修制度|未経験でも安心して働けるサポート体制

銀行業務は専門的な知識が必要で、「難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか?銀行の仕事内容やしくみはイメージがしづらく、お仕事に応募をするのも、ハードルが高いと感じられるかもしれません。今回は、「銀行の仕事はよくわからないけど入ってから大丈夫?」と感じている方に、みずほのパートナー社員※研修制度についてご紹介いたします。銀行の仕事が初めての方、ブランクが長い方は是非ご覧になってください。きっと「みずほなら私でも始められそう」と感じていただけるはずです。※パートナー社員とは、業務内容・就業日・勤務時間などについて個別に労働契約を結び、みずほ銀行で働く方のことを指します。業務内容はロビー、窓口、事務等の職種に大きく分かれ、就業日数も月12日程度のフルタイム・パートタイム勤務の方が多く活躍しています。【銀行のパートで働く】みずほ銀行のロビー・窓口・事務の仕事内容と働き方をご紹介!みずほでは、お仕事をされる皆様の段階に応じて、「入社時研修」「フォロー研修」「レベルアップ研修」の3段階の研修制度をご用意しています。その時々の業務知識等への不安を解消できるような研修制度になっておりますので、順を追ってご紹介いたします。入社時研修|銀行業務の基本を学ぶみずほではパートナー社員の入社時に「共通研修」「職種別研修」がおこなわれます。共通研修共通研修では、銀行に関わる全ての人に必要な基礎知識を学ぶことができます。・情報管理の基本・ビジネスマナー・コンプライアンス(法令等遵守)等一見難しそうに見える内容ですが、受講にはタブレット機器を使い、動画教材を視聴します。そのため、自分のペースで理解度を確認しながら繰り返し学習でき、未経験の方も安心して基礎から学べる環境が整っています。職種別研修職種別研修では、各職種(ロビー、窓口、事務等)に分かれて研修が行われます。研修期間は職種により異なりますが、約3日から10日間。初心者がまずは知っておきたい各業務の基礎知識を身につけられるため、職場でスムーズにお仕事を始めることができますよ。≪ロビー案内≫・お客さま接遇の基本・タブレット操作・受付書類の基本等≪窓口≫・窓口業務の基本・打鍵研修・お客さま応対の基本等≪事務≫・預金為替の基本事務・打鍵研修等職種別研修は主にオンラインで行われ、講師や他の受講生と意見交換やロールプレイングの時間があります。同じ職種の同期と交流することで、安心感が生まれます。意見交換をする中で、自然と笑顔になっていく様子も見られますね。入社前後の少し不安な気持ちがお仕事の期待感に変わっていくタイミングかもしれません。機器操作研修職種によっては業務で使う端末機器を実際に操作する対面集合研修が行われます。職場で使用する機器と同様の端末機器に業務使用前に触れることができるため安心感がありますね。講師がわかりやすく説明し、質問しやすい雰囲気の中で進められる充実した研修です。このように入社時には職種に分かれた丁寧な研修があります。配属後もOJT(実際の業務をしながら指導を受ける研修)や指導員がついて業務を始めることが多く、安心してお仕事に臨めるのではないでしょうか。フォロー研修|業務に慣れた頃の疑問を解消入社してから数か月以内にある「職種別フォロー研修」では、入社時からさらに一歩進んだ業務内容の習得を目指します。入社時研修の同期とも再会をして意見交換することは、業務の工夫や課題を共有できる貴重な機会です。受講をすることで自分の成長や仕事への意欲が高まる一日となりますね。レベルアップ研修|弱点克服・より高いレベルへ入社から数ケ月が経過すると、担当職種の業務の習得度合いに応じた「業務知識レベルアップ研修」に参加ができます。書類手続きの方法やシステム操作まで、細分化された研修が用意されていますよ。新任者向けの研修から、業務ごとにレベル別の研修あり主にオンラインにて、就業時間内に研修を受講毎月定期的に開催弱点克服しながらスキルアップが可能さらにみずほでは、研修と並行して自学自習を支える自己啓発支援も充実。e-Learning学習教材では120を超えるコンテンツがあり、あなたの「学び」をサポートします。参加者の皆さんの声実際にみずほのパートナー社員入社時研修を体験した皆さんから多く集まっている感想を紹介します。「金融業界は初めてで知らないことばかりでしたが、動画をみながら銀行について詳しく説明を聞くことができました。内容もわかりやすくて良かったです。」「同じロビースタッフを目指す方と一緒にロープレをして交流できたのが楽しかったです。」「機器操作が不安でしたが、講師の方は説明についてきているか丁寧に確認しながら進めてくれました。一つ一つ理解ができて安心しました。」「入社する前は不安でしたが、このような研修を受けて今は少し自信がつきました。」まとめ❘みずほでは入社からその先まで長期的にサポートしますいかがでしたか。みずほでは、銀行のお仕事の基本知識から職種ごとのスキルアップまで、キャリアに応じた充実のプログラムを用意しています。「銀行の仕事が未経験で不安…」という方も、しっかりと学べる環境が整っています。研修を受けたパートナー社員の多くが「みずほを選んで良かった」と感じており、長く安心して働ける職場です。研修を経験して、今みずほで活躍している先輩社員の方のインタビューもご覧ください。【おしごとインタビュー|銀行編】vol.1日々のお客さまとの会話と働きやすい環境がわたしを成長させるエネルギーです【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.2家庭を一番に。子どもの成長に合わせて、働き方も柔軟に。【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.322年間の専業主婦から銀行窓口へ。「働くことは人生を豊かにしてくれる。」銀行の業務を始める際に不安を抱いている方はこちらをご覧ください。銀行パートはきつい?仕事内容・向いている人・メリットを徹底解説!銀行パートの応募・面接・採用までを徹底ガイド|担当者が語る面接対策みずほビジネスパートナーでは多くのパートナー社員の仕事を紹介しています。安心して働ける環境で、新たな一歩を踏み出しませんか?ご応募をお待ちしております。お仕事検索|金融・銀行事務のお仕事紹介はみずほビジネスパートナー(mizuho-bp.co.jp)

【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.3 22年間の専業主婦から銀行窓口へ。「働くことは人生を豊かにしてくれる。」

「コラム|アップデート、働くわたし」では、実際に働く自分をイメージしてもらえるよう様々なコンテンツ発信を予定しています。インタビュー記事第三弾は、銀行の支店にて窓口業務をされている岩崎陽子さん。「接客が好き!人と話すのが好きです。」と笑顔で語ってくださった岩崎さんですが、専業主婦期間を経て、働き始めた当初は不安のほうが大きかったといいます。その後の心境の変化や、働くことへの想いをお伺いしました。みずほ銀行堺支店で窓口業務担当として勤務している岩崎さん。現在はさらに、口座開設などを行うフロントアドバイザーとしてもご活躍されています。不安99%からのスタート。接客が好きで出会った仕事。高校卒業後、5年半銀行に勤め、結婚を機に退職。その後は22年間専業主婦を経験。2013年よりみずほ銀行堺支店にて勤務をはじめ、まもなく10年を迎えます。現在、長男は社会人となり、大学生の次男と夫との3人暮らし。近くに住む義理のお母さまの介護と両立されています。一日のスケジュールを教えてください。近くに住む義母が独り暮らしのため、日中はヘルパーさんや訪問介護を依頼し、仕事後に様子を見にいっています。通院日は、出勤日と重ならないようスケジュールを調整しています。22年間の専業主婦経験後、働こうと思ったきっかけを教えていただけますか。長男と次男が9歳離れており、家族の介護や引越等、気が付いたら22年間も専業主婦をしていました。長男が大学生になる前の冬から、子ども二人の学費の足しにと、仕事探しを始めたのがきっかけです。もともと接客が大好きで、仕事に復帰するなら人と話ができる仕事をと考えていましたが、当初は22年間もブランクがある自分がまた銀行で働く選択肢はなく、飲食店中心に調べていました。でも、条件に合うところがなく、目に飛び込んできたのが「急募‼みずほ銀行堺支店/窓口」でした。受からないかもしれない気持ちのほうが強かったですが、受かったらご縁があるかな、とエントリーしました。当時の心境は?不安と期待、どちらが大きかったですか?不安が99%でしたね。45歳になってから難しいことを覚えられるのか、ミスばかりして足を引っ張るのではないか、と不安だらけでした。事前研修で基本的なことは教えていただきましたが、ここまでブランクが長い方は他にいらっしゃらなくて、先生に質問ばかりしていました。でも1%はうまくいけば楽しくなるかなと。何より大好きな接客ができることが魅力でした。研修制度もしっかりあり、月に12日勤務なので、月の半分ならうまく働けるかなと思いました。現在の仕事内容・職場の雰囲気は?―「窓口で人と話す楽しさを再確認。」堺支店のパートナー社員は現在10名。当日出勤していたみなさんと(左から三番目が岩崎さん)実際に働き始めて、感じたことは?最初は失敗だらけで、慣れるまでは大変でした。法令や制度の変更については、先輩方が根気よく教えてくださり、何とか乗り越えることができました。今も商品内容や手続・システムの変更があるたびに覚えが悪くて何度も確認したり、仲間に助けてもらったり、、、と足を引っ張ってしまうことはよくあります。でも、職場には困っているときには助け合う雰囲気ができています。職場の雰囲気はいかがですか?職員もパートナー社員※1)も垣根なく交流できるいい雰囲気です。インカム(無線機器の一種)でお願いしたり、手を挙げたりして、ロビーからも後方からもお互いに助け合いながら仕事をしています。そして、仕事を離れると雑談に花が咲いたり、コロナ禍前には帰りにお茶や食事をしながらプライベートの話をしたり。仕事を通じて出会えた仲間の存在はかけがえのないものになっています。※1)パートナー社員についてはこちらの記事をご参照くださいみずほ銀行営業店のお仕事紹介|パートナー社員の働き方を知る現在のお仕事内容について教えてください。窓口(ハイカウンター)で、働きながら、3年ほど前からフロントアドバイザー(FA)の仕事もしています。現在は、窓口(ハイカウンター)業務※2)がメイン。口座開設などの予約がある日は、フロントアドバイザー(FA)の仕事もしています。窓口では、多くのお客さまと交流し名前を覚えていただいたり、ちょっとした雑談を交わすことができ、仕事をより楽しくしてくれました。※2)窓口の業務内容:ご来店されたお客さまの用件受付、事務処理業務①現金の預入れ、引出し、両替、振込、税金の納付②諸届の受付等一番心がけていることはなんですか?向かい合うお客さまが、「今日銀行にきてよかったな」と思える接遇をしたいと思っています。笑顔で、目を見て話すことはもちろん、お客様をお名前で呼ぶようにしています。伝票に書いてある名前を見て、遠い住所を書かれているときは、「●●からきてくださったんですか」や「遠いところありがとうございました」など一言添えると、お客さまの顔がほころぶのが嬉しいです。それから、お客さまからの「ありがとう」はやはり嬉しいですね。3年前の大きな転機―銀行の変化の中で見つけた「なりたい自分」お客さまとの対話も笑顔が絶えない岩崎さん―2020年春、〈みずほ〉は新たな社会におけるライフデザインのパートナーとして、コンサルティング中心の店舗に向けた取り組みを始めました。その中で、新たに加わった役割のひとつがフロントアドバイザー(FA)。フロントアドバイザー(以下、FA)は、タブレットでの口座開設の支援など、取引の窓口役。お客さまのニーズを把握し、商品のご提案や説明をし、資産形成や運用の相談に乗るライフプランアドバイザー(LPA)へ繋いでいく役目も担っています。この銀行の変化が、岩崎さんが働く上での大きな転機になったといいます。変化の中で、どう感じましたか?今後、銀行が変化していく中でも、「お客さまと話ができる仕事がしたい」という気持ちが強く、パートナー社員もFAになれるという説明を受け、なんの迷いもなくなりたいと思いました。FAになるために、新たに学びをはじめたことについてお聞かせください。自分でも資産形成について提案ができるように勉強し、ファイナンシャルプランナー(FP)などの資格を取得しました。特にFPの資格は家族の老後設計や息子たちへのアドバイスに大いに役立っており、取得してよかったと心から思います。お客様に話す練習のため、主人や息子に説明を聞いてもらい工夫を重ねました。動画研修も充実していて、先生の動画は、聞き取りやすく、間も素敵。支店で一緒に働く職員にもお手本になる方がいるので、目標を持てたことも大きかったです。自分自身もそんな風になりたい、とイメージでき、楽しく仕事をしています。「お客さまと深く話ができる仕事がしたい」と思っていたので、FAは正に「なりたい自分」でした。現在、FAとしてどんなことをしていますか?口座開設のお客様へは、みずほダイレクト、クレジットカードの説明や、資産形成の必要性についても話をしています。息子くらいの年齢の方から、同年代の方、ご高齢の方まで、ご来店されるお客さまもさまざま。みずほダイレクトの利便性や、各種クレジットカードのおすすめポイント、つみたてNISAやiDeCoの節税メリットなど、自分の経験を交えながら説明して、分かって頂けたときには充実感でいっぱいになります。これからやりたいことは、ありますか。資産形成の大切さをもっと上手に話せるようになりたいですね。そのためには「聞く力」を強化していきたいと思います。私にはまだまだですが、お客さまの話の内側にある思いをくみ取れるようなスキルを身につけ、その方のニーズに合った説明や専門の担当者へ引き継げるようになりたいです。今は窓口業務とFAを兼務していますが、将来的には、ロビー業務も習得して、接客なら何でもこなして、どのポジションにも入れるようになるのが目標です。これからの人生と、働く10年を振り返って今回のインタビューはオンライン取材にてお話を伺いました。お仕事をはじめられたきっかけは教育資金のためだったという、岩崎さん。仕事をしていく中で、自分自身のよりよい人生のために、と働く目的も変化していったようです。働く目的の変化について、きっかけがありましたら教えてください。50歳を過ぎたころ、読んだ本の一節に「50代の過ごし方で老後が決まる」とあり、それに感化されましたね、かなり単純な性格なんです。笑それを見て、この10年絶対がんばろうと同じ年の主人と奮起して、お互いに60歳になったときどうしようと話したり、励ましあったりしています。週末は、主人といきつけの喫茶店へいき、二人で黙々と本をよんだり、話したり、情報交換する時間がいい息抜きになっています。8割わたしがしゃべっていますが笑やっぱり話すことがリフレッシュですね。人と話すとほっとする、楽しいな、と思うんです。窓口のお仕事がぴったりですね!今、伝えたいこと今、踏み出す一歩を迷っている方へ、伝えたいことはありますか?この記事を見ていただいた方がいらっしゃったら、それはひとつのご縁だと思います。今、働こうかな、どうしようかな、と思っている方がいたら、ぜひ一歩踏みだして挑戦してみてほしいです。ご縁があれば、働くことができますし、ご縁がなくてもまた別の場所で一歩踏み出せる。不安っていつもつきまとうと思うんですが、踏み出してみると楽しみに変わることもあります。失敗するのは当たり前だと思って、ぜひ挑戦してほしいです。わたしのように22年専業主婦でも、ちゃんと研修や整った制度の中で教育もあり、踏み出すことで見えてくるものもある。世界も広がって、喜びに変わったり、スキルアップにつながったり、その後の人生に必ずプラスの影響を与えてくれるので、ぜひ挑戦していただきたいです。楽しいです。それから、もしお子さんのことで悩まれているのであれば、お子さんの自立のためにも、ちょっと手を放してみるのもいいかなと思います。勇気づけられるお言葉、ありがとうございます。最後に、「働く前の自分」に伝えたいことはありますか「失敗もたくさんするけど、学びや成長や出会いが、人生を豊かにしてくれるよ。」それと「子どもが帰宅したとき、親が家にいない事への不安は嘘のように吹き飛ぶよ。子ども自身が自分で考えて行動し成長に繋がるから心配なし。」ですね。―接客が好き、人と話すのが好き、そんな方は、ぜひみずほ銀行の窓口で一緒に働いてみませんか。きっと踏み出す一歩があなたの人生を豊かにしてくれるはずです。●その他のインタビュー記事はこちらおしごとインタビュー銀行編|Vol.1ロビー案内おしごとインタビュー銀行編|Vol.2事務(編集後記)人と話すことが楽しい!が伝わってくるハートフルなお人柄は、お客さまにもきっと伝わっていると感じました。子育てや介護も経験しながら、働くことを楽しむ岩崎さん。前向きなお言葉や、変化を楽しむ姿勢に勇気づけられました。貴重なお話、ありがとうございました。(インタビュー:コラム担当関)このインタビューはみずほビジネスパートナーの社員が担当しています。メンバー紹介はこちらの記事もご覧ください。「コラム|アップデート、働くわたし」はじまります