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子どもの教育費いくらかかる?貯蓄・投資に加え政府支援制度も活用して今から準備!

子どもの教育費は人生の中でも大きな出費です。「大学まで行かせるとなると、今の世帯収入だとどういう選択肢があるのかな」「塾や習い事もたくさんさせたいけど、みんなどのくらい使っているんだろう」「お金を準備するといっても、どこから始めればいいのかな」というお悩みを、ひとつずつ整理して回答していきます。子どもの教育費は国公立中心で約900万円、私立中心で約2,300万円と言われているまずは実際どのくらいのお金が必要なのか見ていきましょう。幼稚園から大学+習い事も含めた一般的な教育費は以下の通りです。(出所)文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について」※大学費用のみ、文部科学省「国立私立大学の授業料等の推移」2018年実績の4年分で試算※学校外は習い事等の費用保育園の場合は以下の通りです。(年間)(出所)厚生労働省「平成30年地域児童福祉事業等調査の概況」※世帯における児童1人あたりの月額保育料(平均値)の12倍で試算全部公立と全部私立で約1,400万円の差があります。だいぶん違いますね!おおよその目安が分かったところで、次に、教育費のトレンドについて見ていきましょう。教育費は上昇傾向にある?!こちらのグラフをご覧ください。(出所)文部科学省「国立私立大学の授業料等の推移」大学でかかる教育費を約30年前と比較すると、私立で1.42倍、国立で1.56倍増加しています。また、22年8月現在、世界的なインフレが進行しており、さらなる物価上昇も見込まれます。将来に向けて教育費が上昇する可能性が高いことを踏まえながら、計画的にお金を準備していく必要があります。まずは国の無償化制度や支援制度を知って、対象になるものは積極的に活用していきましょう。教育費無償化、政府による支援制度幼児教育・保育の無償化制度(出所)内閣府HP高等教育の修学支援新制度(2020年4月から)政府は、意欲ある子供たちの進学を支援するため、授業料・入学料の免除または減免と、返還を要しない給付型奨学金の大幅拡充により、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校を無償化する方針を決定しました。住民税非課税世帯と、それに準ずる世帯の学生が支援対象になります。詳細は文部科学省「高等教育の修学支援新制度特設ページ(大学生・高校生・保護者向け)」をご参照ください。高等学校等就学支援金制度高校等に通う生徒等に対し、授業料の一部または全部を支援する制度です。国公私立問わず、高等学校等に通う所得等要件を満たす世帯の生徒に対して、授業料に充てるための支援金が支給されます。目安年収はこちら。(出所)文部科学省「高校生等への修学支援」※中学生以下:15歳以下、高校生:16-18歳、大学生19-22歳。給与所得以外の収入はないものとし、共働きの場合両親の収入は同額として計算。配偶者控除対象となっている場合、一方が働いている場合とみなす子どもの将来に向けて備えたい。足りない場合はどうする?子どもの成長に合わせて必要な費用が変わってきますが、やはり一番大きいのは大学の教育費です。ここでは大学の教育資金捻出に向けた取り組みを2つご紹介します。①貯蓄と投資で備える将来に向けたお金を準備するための資産形成には2つの方法があります。(出所)金融庁HP貯蓄毎月一定額を天引き形式で積み立てていくことで、貯蓄が苦手な方も確実に一定程度の資金を用意することができます。最も安全で確実に教育資金を準備する方法と言えます。一方で、インフレによる教育費の高騰(現金価値の目減り)により、大学費用460万円を一生懸命貯めてきたのに、いざ大学に入る時には足りなくなるということも考えられます。こうした事態にも備え、余裕を持った貯蓄計画を立てていくことが重要です。投資貯蓄は定期預金でもほとんど金利がつかないので、どれだけ預けていてもほとんど増えません。それに対し、投資ではお金を増やすことも可能です。例えば、毎月2万円を想定利回り3% (年率)の投資信託で16年積み立てるとすると、投資開始から16年後には492万円※(元本384万円+運用収益108万円)となります。(出所)金融庁資産運用シミュレーション※税引き前投資手段の中には、投資によって得られる利益が非課税になる制度があります。NISA、つみたてNISAがそれにあたります。教育資金を用意する際には、未成年者を対象にしたジュニアNISAの活用も忘れないように!ジュニアNISAは、投資上限額は毎年80万円まで、5年間売買益が非課税になるメリットがあります。こちらの制度は2023年に廃止が決定(そのため2022年8月現在に加入すると2022年、2023年の2年間利用可能)しています。デメリットであった18歳までの払い出し制限が撤廃されたことで、非常に使い勝手よく非課税メリットを享受することができるようになりました。もちろん投資は元本割れするリスクを伴います。いざ資金が必要になったタイミングで有価証券を売却しようとしても、市場が暴落していると、損をしてしまうことも考えられます。そういう時に備え、貯蓄と投資をバランスよく行い、安全・確実に教育資金を用意しながら、インフレにも備えた資金計画を立てていきましょう。②用意した資金では足りない場合、奨学金や教育ローンを活用奨学金は、返済が必要な「貸与型(有利子・無利子)」と返済不要の「給付型」の2種類があります。記事の中でご紹介した、高等教育の修学支援新制度は給付型奨学金に当たります。奨学金は日本学生機構が提供するもののほか、民間育英団体の奨学金、地方自治体の奨学金、大学独自の奨学金もあり、それぞれ応募条件が異なるので留意しましょう。また、教育ローンは奨学金との併用が可能です。貸与型(有利子)奨学金の返済者が学生なのに対し、教育ローンの返済者は親になります。一般的に、金利は奨学金<教育ローンです。まずは返済の必要がない給付型の奨学金にチャレンジし、教育ローンも金利が低いものから、あるいは貸与型の奨学金を検討してみましょう。まとめいかがでしたでしょうか?子どもの教育資金を一括で用意しようとすると、非常に大きな負担になります。いつ、どのくらいのお金が必要かを把握し、今から準備することがとても大事になります。どんな進路を希望するか。どういう習い事をしたいか。それらは今の世帯収入だとどのくらい賄えそうか。親子で話しながら家族のライフプランを立てていくのもいいですね。教育資金の準備にあたっては、自分のスキルを活かして世帯の収入を増やすことも検討してみるのも手です。収入を増やすことで、子どもの進路の選択肢も増えていきます。色んな方法で子どもの修学を応援していきましょう。関連記事中学受験の費用は高いの?入学前の準備から中学校卒業までの総額まとめ!ライフプランまとめ記事はこちら▼ライフプランとマネープラン|子育て、老後に必要なお金と資産形成のポイントを解説

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パートの志望動機、書き方のコツとは?相手に伝わる志望動機を書こう。

いざ仕事に応募しようとするとき、考えるのが志望動機。何を書こう、と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。書き始める前に、まずは自分をよく知り、企業を知ることから始めてみませんか。今回は、伝わる志望動機を書くためのポイントをご紹介していきます。志望動機の重要性。書く前に考えるべき大切なこと「志望動機」は応募書類でも面接でもチェックされる項目。そもそも志望動機とは、応募した企業を選んだ理由や、なぜそこで働きたいかを伝えるためのもの。他社ではなく、なぜこの企業を選んだのかを、伝える必要があります。そして、主婦/主夫の志望動機は、働きたい理由や、企業側が求める人物像にマッチしているかを確認するためにも大切な項目なのです。まずは、書き始める前に考えておきたい4つのポイントを整理していきましょう。主婦/主夫の志望動機でよく見られる4つのポイント1.なぜ働く?働きたい理由主婦/主夫が志望動機でまずチェックされるのが、働きたい理由。なぜ働きたいか、理由を考えてみましょう。子どもの成長とともに時間ができた、または子どもの教育資金など、具体的な目的があれば、企業にとっても長期で働いてくれる可能性があると受け取られ、メリットになります。2.どれくらい働きたい?勤務時間についてどれくらいシフトに入れるか希望をまとめておくと、企業にとっても採用した場合のイメージがつきやすくなります。また具体的な希望がある場合、応募時に伝えておくことで、お互いの理解不足を避けられます。3.なぜここで?企業への興味・関心応募先の企業のどこに興味を持ち、なぜ応募先として選んだのかを具体的に書き出してみましょう。その時に、経験から繋がることや具体的な言葉があるほど、採用担当者の心をグッとつかむポイントになるはずです。4.なにができる?経験を活かすこれまでの経験から自分はどんなことができるのか、考えてみましょう。即戦力になるものがあれば、お互いにメリットがあり採用されやすくなります。未経験であっても、主婦/主夫の経験の中で活かせるスキルがあれば、アピールしていくことも大切です。自分がどんな経験をし、貢献できるものがあるか考えていきましょう。主婦/主夫のスキルについてはこちらの記事も併せてご覧ください。【30代・40代の再就職】主婦スキルで活躍!就職に向けた4つのステップ志望動機、書き方のコツ。「言葉選び」を工夫して、「具体的に」伝えよう実際に書き出すときは、企業を選んだ条件などの理由に経験や熱意をプラスして、相手に伝わる言葉で書いていきましょう。仕事選びの条件は、伝え方が大切。相手に伝わる「言葉選び」を「ここに応募しよう」と考えたとき、選んだ条件には自分なりの理由が含まれているはずです。志望動機を書くときは、自分のメリットを一方的に伝えるのではなく、相手のメリットを考えて、伝わる言葉に変換してみましょう。通勤時間(家から近い)通勤時間が短いと、家庭との両立がしやすい/体力負担が少ない↓〈企業側のメリットに書き換え〉・長く働ける(続けやすい)/長時間勤務がしやすい・公共交通機関の影響を受けにくい・シフトの調整がしやすい勤務時間(短時間勤務)扶養の範囲内での勤務を希望したい/募集されている勤務時間帯が希望条件に合う↓・長く働ける(続けやすい)例「扶養の範囲内を希望するが、働く時間や曜日はご相談の上決めたい」など勤務形態(シフト変更がきく)シフト条件が合う/家庭の事情に無理なく合わせやすい↓・長く働ける(続けやすい)+周りの状況に合わせて柔軟に対応したい姿勢を見せると、仕事への熱意が感じられ、好印象に例「週3日程度希望するが、忙しいときには出勤を増やせる」など収入・時給(高時給)子どもの教育資金/親の介護資金の準備のため、限られた時間でもしっかり稼ぎたい↓・「生活資金/子どもの教育資金」(目的)のために長期的に働くことを考えている+中長期的に収入を得る「目的」を伝えることで、長くしっかりと働いてくれると好印象にもなるはず業務内容/スキルや経験の有無経験やスキルなどを活かせる/ブランクはあるけどやってみたい/未経験だけど挑戦したい↓・経験やスキルは具体的に伝える。・経験はあってもブランクがある場合は、そのことを伝えて謙虚な姿勢を見せる(誠実さ)・ブランク期間にスキルアップのための努力や経験があれば伝えておく(仕事への熱意)・仕事以外の経験で活かせる強みがあればアピール+企業にどう貢献できるかを伝える経験を振り返って自分を知る・伝える自分のキャリア・経験の棚卸、主婦/主夫の経験も強みに職務経歴書を書いている場合、そこでも経験の棚卸をしているかと思います。自分の経験やスキルとして活かせるものはもちろん、「職務」としてではなくても、主婦/主夫としての経験から身についた力が仕事に役立つスキルになることも。段取り・時間管理力(家事育児の日々の時間管理)コミュニケーション力(地域やママ友付き合い、学校関係のコミュニケーション)問題解決・忍耐力(思い通りにいかないことだらけの子育て経験)など得意分野として活かせる場合もあります。求められる能力・人材をイメージしながら自分のアピールポイントを探す企業で求められている能力や、人物像が明確な場合、自分がどのようにアピールできるか探してみましょう。社会経験が少なく、ブランクが長い場合でも、その間に家事や育児で身についたスキルがあれば、アピール材料になります。文例は参考程度に。企業や職種を理解して、「自分の言葉」で伝えるネットで検索すれば、なんでも簡単に調べることのできる時代。志望動機の文例を探せば、たくさんヒットします。でもそれは、あくまでも例として参考程度に活用しましょう。せっかく自分が働きたい場所を見つけたのであれば、なぜこの仕事に応募したいと思ったのか、自分の言葉をプラスして伝えてみませんか。・どんな企業なのかを調べてみる例「御社の〇〇に興味を持った」・共感できる部分を探す例「〇〇な企業姿勢に共感した」・自分の経験や強み、貢献できることを書き出す例「前職では〇〇を経験していた/〇〇を活かして貢献していきたい」ポイントは、誰かの言葉ではなく、自分の言葉で伝えること。自分にしかない経験や自分の想いは、リアルな言葉で伝えたほうが相手にもきっと伝わるはずです。まとめ「採用担当者の目線」で考え、伝えよう最後に、根本的なポイントに立ち返り考えてみましょう。もしもあなたが採用担当者だったら、どんな人と働きたい・採用したいですか。自社のどこに興味をもっているのか求める人材と重なる部分はあるかどんな経験がここで活かせるかどんな働き方をしてくれそうかこんなことを考えるのではないでしょうか。働きたいと考えたとき、どうしても自分のことばかり考えてしまいがちですが、採用担当者や企業の目線になって考えてみると、志望動機を書くときの視点も変わるかもしれません。自分の言葉で具体的に伝えていれば、きっと相手もあなたと働くイメージがしやすくなります。企業とつながる第一印象にもなる志望動機。この人と働きたい!と思われる内容を書けるよう、自分を知って、企業を知って、相手に伝わる言葉選びで魅力ある志望動機を書いていきましょう。関連記事働く不安を和らげる言葉。子どもたちの未来のためにできる小さなこととは?みんなはどうしてる?働くママのリアルな1日スケジュール|パートナーとの家事分担や自分時間の作り方みずほビジネスパートナーでは、パートのお仕事を多数ご紹介しています。ぜひお仕事探しにお役立てください。

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【主婦/主夫の復職・再就職】 仕事の選び方・仕事選びの軸6選

子どもが大きくなって自分の時間が増えると、家計のためにそろそろ復職しようかなと考えることはありませんか。そう思ったときに考えておきたいこととは―この記事では、仕事選びのポイントとなる「自分軸」についてお伝えします。自分にとって大切なものを明らかにした軸をもっておくと、自分に合う仕事が見つけやすくなります。自分軸を考える上での「条件」と「適性」などのポイントも踏まえながら、働くために今からできるヒントをお伝えしていきます。どうして「自分軸」が必要なの?なぜ「自分軸」が必要なのでしょうか。効率よく仕事さがしができる再就職後のミスマッチを防ぐお金のため、人や社会との繋がり、社会貢献。または、自分自身の成長や日々の充実、これからのキャリアなど―――仕事をする目的は人それぞれ。再就職や復職をされる方の場合は、以前働いていたころからご自身の環境(家族の有無、自由な時間など)も、なにかしらの変化があったかもしれません。だからこそ、誰かの基準ではなく、いまの自分にとって大切なものを明らかにした「自分軸」が必要です。働き方もひとつではない時代だからこそ、自分に合った働き方を見つけて、自分らしく働ける場所を探してみませんか。「自分軸」となる仕事選びの6つのポイントまずは、仕事を探す上で欠かせない条件について、チェックしたいポイントをご紹介。ポイント1勤務時間・休暇条件働く自分をイメージしてみるポイント2希望収入自分の希望を書き出してみようポイント3通勤距離と時間タイムイズマネーポイント4職場環境会社の雰囲気・社風ポイント5業務内容・スキル・経験自分に合うかどうかもポイントにポイント6自分自身の適性チェック経験を振り返るとヒントは見つかるポイント1.勤務時間・休暇条件:働く自分をイメージしてみる1日24時間はみんな同じ。今の自分の日々の中で、仕事をしたらどんな毎日になるかイメージしてみませんか。働いている自分をイメージ毎日のスケジュールを現在のルーティンと合わせてイメージしてみることで、自分の生活リズムに合った勤務時間・曜日を具体化できるようになります。希望の条件を具体化する土日休みや長期休暇等、希望の条件を具体化しておくこともおすすめします。家庭の事情に応じて急な休みに対応してもらえるか、会社の人員配置等、無理なく働けるかも合わせてチェックしておきたいポイントです。ポイント2.希望収入:自分の希望を書き出してみよう希望する収入額に具体的なイメージがある場合、時給と働ける時間や日数をイメージし、計算してみるのもおすすめ。空いている時間にできるだけ多く働きたいのか、扶養の範囲内で働きたいのかによっても変わってきます。詳しくはこちらの記事もご覧ください。扶養内で働くには?年収の壁は6つもある?求職時に知っておきたい仕組みを解説また、お金だけを考えるのではなく、業務内容に対して、納得のできる時給が設定されているかについても考えておきたいポイントです。ポイント3.通勤距離と時間:タイムイズマネー距離も時間と大きく関係してきます。家庭と仕事の両立を考える場合、まさにタイムイズマネー。通勤時間を自分時間として有効に使うこともできますが、距離が長いと往復でかかる時間の影響も大きいため、勤務地選びも重要です。自宅から通いやすい場所や在宅ワークができる場合、通勤にかかる時間を家事や働く時間に充てることもできます。仕事と家庭の両立を始めるにあたって、体力、精神的にも負担のないよう、通勤距離を意識して仕事を探すのもおすすめです。ポイント4.職場環境:会社の雰囲気・社風実際に働いてみないとわからない場合が多いものの、会社の雰囲気や社風を、HPなどで事前に調べておくと安心。実際にその会社で働いている人がいる場合、聞いてみるのもおすすめです。ここで働いてみたいという気持ちが持てるかどうかも大切なポイント。ポイント5.業務内容・スキル・経験:自分に合うかどうかもポイントに専業主婦/主夫の期間を経て働く場合は、また働けるかの不安もあるかと思います。仕事によっては、体力が必要なものや、スキルが必要なもの、同じ業務でも会社によって内容はさまざま。未経験でも働けるか、スキルや経験が生かせるものか、具体的な業務内容を確認しておくと、働き始めてから会社とのミスマッチも少なくなります。業務内容については、自分に合っているかどうか適性と照らし合わせて考えてみることも重要です。最後のチェックポイントは適性について考えていきます。ポイント6.自分自身の適性チェック:経験を振り返るとヒントは見つかる過去の仕事経験や、自分の好きや得意を見つめ直すことは、自分に合った仕事を見つけるヒントに。人から褒められたことや言われてうれしかったことの中にも、自分では気づかない「適性」が隠れているかもしれません。人と話すことが好き→受付窓口や電話応対など人と接する仕事一人で作業することが得意→デスクワークや入力作業で集中力を発揮誰かと一緒に過ごすことが好き→チームで取り組める仕事も視野に家事の段取り時間管理が得意→仕事以外の経験も自分のスキルのヒントに上記はほんの一例ですが、「これだけは避けたい状況」を考えることも自分に合う場所を探す手掛かりになります。今までの出来事や経験を振り返り、自分がイキイキできる分野や、自分らしくいられる環境、自分の適性について考えてみるのもおすすめです。仕事選びの優先順位を書き出してみようここまで紹介した求める条件や適性を書き出して、「自分軸」を整理してみましょう。書き出すことは、自分軸を探す上でも次のような以下のようなメリットが期待できます。優先順位を書き出すメリットはなに?条件に優先順位を付けることで、自分にとって大切なことが明確に不安に感じていることを書き出し客観視することで、対策を講じることができる感動したり心が動いたときのことを書き出すことで、気づいていなかった「自分が本当に求めること」が見えてくる家事や育児に追われ、自分のことが後回しになってしまうことも多いと思いますが、少しでも自分軸を考える時間を作ることをおすすめします。書くことは思考の整理になり、そこから自分が理想とする働き方が明確になり、行動するきっかけに繋がります。優先順位付けのステップいまの自分が考えている「自分軸」について優先順位を把握してみましょう。ひとつの把握方法をご紹介します。(STEP1)やりたい仕事・気になる仕事を書き出す(STEP2)STEP1で書き出した仕事を「自分軸」にて〇△×で評価する(STEP3)評価を数値化(例:〇=3点△=1点×=0点)して合計値をだす(STEP4)もし同値になった場合に、優先したい軸を再度検討する特に、最後の(STEP4)にて同値になった際に選んだ軸は、自分のなかでも重要度が高いものだということが分かります。まとめ自分軸を持って、新しい一歩を自分軸がわかってくると、たくさんの条件の中から優先順位をつけて、仕事選びにも軸を持って探すことができるようになります。迷った時には、自分の大切にしているものに立ち返り決めていく。自分軸を持つと、自分らしい働き方や、働ける場所に出会えるチャンスが増えるかもしれません。そして、やってみたい、挑戦してみたいと思える仕事が見つかったら、一歩踏み出してみることをおすすめします。自分で決めた新しい一歩は、きっと新しい自分に出会うための扉を開いてくれるはず。なんのために働くか。何を大切に選ぶか。働きたいと思ったら、一度自分で考えてみませんか。関連記事【30代・40代の再就職】主婦スキルで活躍!就職に向けた4つのステップ雇用形態による違いとは?働き方の種類や特徴をかんたん解説