小学校入学に向けて何が必要?いつから準備?
コラム|アップデート、働くわたし
小学校に入学するときに必要なものと聞いて、一番に思いつくものは「ランドセル」ですね。
筆者は保育園に通う年少クラスの子どもがいるのですが、「ラン活はまだまだ先かな~」と思っていました。しかし最近、すでに情報を集め始めているご家庭がいると聞いて、襟を正しました。
小学校入学に向けた準備というミッションはすでに始まっていたのです。
こちらの記事では、コラムメンバーや周りの働くママ・パパに聞いた、「小学校入学に向けて準備していること」の中でも、持ち物・学童についてご紹介します!参考になれば幸いです。
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目次
小学校に向けて、必要なアイテムは?
ランドセル
小学校入学と言えばランドセルですね。子どもたちが6年間を共にする重要なアイテムです。
中には、様々なお店のカタログを取り寄せたり、展示会に行ったり、お子さんが年中さんの頃には入手していたりするなど、計画的に取り組んでいるご家庭もいらっしゃいます。
ラン活だけで1つの記事になるくらい奥が深いテーマですが、本記事では働くママ・パパに聞いた、「ランドセルを選ぶときに重視したポイント」についてピックアップしてご紹介します。
軽さ
とにかく軽さを重視したというママ・パパが複数人いました。小さいうちはランドセルだけでも重くて大変ということで、なによりも軽さを優先したようです。
フック付き
給食袋や運動着入れをかけるフック付きのものを探した方も。今は別売りのフックもあるので、色のこだわりがなければ後付けもできそうです。
子供の好きな色。一方で、気持ちの移ろいを心配する声も
昔と違って男女で色が固定されることはないので、子供の意志を尊重して、好きな色を選ばせてあげたいですね。一部のご家庭では「息子がまっ黄色を選んだけど、高学年になるにつれ気持ちが変わったらどうしよう。無難な色がいいのかも…」というお悩みも。
ランドセルカバーなどのアイテムで気分を変えるのも一手かもしれません。
筆記用具
筆記用具も小学生のマストアイテム!お勉強をしっかりしてもらうためにも、ちゃんと揃えたいですね。
保育園、幼稚園から公文に通っているとすでに一通りそろっているというご家庭も多いかもしれません。
コラムメンバーもお子さんの筆記用具の準備では色々なトライをしているようです。
まつうら(2歳・年中ママ)
公文では鉛筆・消しゴム・筆箱・鉛筆削りを用意。鉛筆削りは安全性と利用頻度を鑑み、手動で削るものを購入。
子どもの筆圧に合わせて、小さい子どもでも持ちやすいやや太めの三角鉛筆を買ってあげました。
せき(年中・小学生ママ)
小学校の説明会で筆記用具の細かい指定(キャラクターものの筆記用具はNG等)があり、筆箱、下敷きなどは説明会後に購入。鉛筆削りは電動が楽です!
服・靴・雨具ほか
保育園・幼稚園から変わらず、着脱しやすい服や靴を用意しているご家庭が多い印象です。
一方、親の手を離れ一人で登下校するようになると、子ども一人でしなくてはならないことが増えていきます。
コラムメンバーは、小学校入学に向け、お子さんと靴紐を結ぶ練習をしたそうです。これも大事な準備ですね!
ほかにも、運動着袋や上履き袋なども用意する必要がありますが、市販のものもあるので慌てて準備しなくても大丈夫です。
学校指定のもの
学校にもよりますが、制服や運動着・帽子、給食の帽子、靴などがあるかと思います。
筆記用具と同様、細かい指定があるケースがあるので、通学する小学校が決まって指示があるまでは、急いで購入しなくてもいいようです。
そのほか便利アイテム
持ち物に名前を付けるネームペン
保育園・幼稚園から引き続き名前を書くのは親の場合がほとんど。たくさん名前を書くための必須アイテム。
プリントの管理、宿題チェックのための箱
まだまだ紙のプリントや宿題が多いので、子ども関連のペーパーワークをまとめる箱があると、その後の処理がはかどります。会社の上司の席にある「決裁箱」みたいなイメージですね
ランドセル・給食袋等、学校のアイテムをひとまとめに置くラック
学校関連のものを置く場所を一元化することで、探す手間が減りますし、子どもが自分で身の回りのものを片付ける習慣がつきます。
防犯ブザー
一部では学校からプレゼントされることもあるようです。防犯ブザーに加え、GPSなども現代のアイテムですね。
学童の選定も早めに準備!
小学校入学に向けた準備と言えば、持ち物だけではなく生活スタイルの変化への対応ですね。
保育園に通っていたら夜まで子どもを見てもらえていましたが、小学校になると、家族の仕事と家庭の時間のサイクルが大きく変わります。時には働き方を変えたり、場合によっては辞めなくてはいけなくなったり。
そんな時に、学童はとっても頼りになる味方になります。
こちらの記事で公立・民間学童の違いや料金などについて解説しています。ご興味あればぜひご覧ください。
筆者の放活(放課後活動=学童探し)物語
4年前に出産後、早々に職場復帰をしたかったため、すぐに保活(保育園を探す活動)を始めました。
当時ママ友もいなかったので、住んでいる自治体のHPを隅から隅まで読み、情報収集を進めている中で、あることに気づいたのです。当時、住んでいた地域は保活激戦区で、保育園の待機児童数は東京トップ5位内にランクインしていたのですが、それだけではなく学童の待機児童も多かったのです。
その後も、近隣にどんどんマンションが建ち始めていたこともあり、おそらく子どもが小学校に上がる時には周囲の学童の需給がひっ迫すると予想しました。そして子どもが年少に上がった夏、早々に放活を始めました。近所に住む先輩ママからも、今までと同じように仕事を続けるなら、放活は年中さんのうちからしておいた方がいいと聞き、「安心する暇(いとま)がない…」と思った記憶があります。
自分がどういうキャリアを望んでいるか、また家族の生活スタイルはどう変化していくのか。時間をかけて考え、家族と話し、最終的には学童に子供を通わせようと決めました。
近所で通いやすく、金額も納得感のある学童を探し、予約を入れ席を確保しました(3年後も経営してくれていると信じて)。
必ずしも学童だけが唯一の手段ではないですが、今の自分の環境を踏まえてどんな選択肢があるのかを整理してみると、色んな気づきがあるかもしれません。
さいごに
保育園や幼稚園から小学校に上がると、色んな準備が必要になりますね。
ものの準備だけではなく、心の準備もそう。お母さん、お父さんも大変かと思いますが、小学校に通い始めるお子さんが一番の環境変化にさらされます。
ワクワクの楽しみと同時にドキドキの不安もあるのではないでしょうか。
お子さんに寄り添って、楽しい小学校生活が送れるよう、家族で準備を進めていきたいですね。
働くママさんたちの座談会をまとめたコラムもあります。皆さんの育児ノウハウはとても参考になります!
こちらもぜひご覧ください。
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