【働くママの座談会②】小学生の長期休み(夏休み・冬休み等)どう過ごす?過ごし方の工夫やポイントは?
コラム|アップデート、働くわたし
目次
子どもの長期休みの過ごし方、働くママはどうしてる?
子どもたちには楽しみな長期休み。でも、子育てと両立しながら働こうと思ったら、長期休み中の子どもの過ごし方について悩まれる方も多いのではないでしょうか。
小学生になると、問題となるのが長期休み中の過ごし方。今回は、働くママたちのリアルな声から、長期休みの過ごし方のヒントや工夫をお届けしたいと思います。働くことと子育ての両立について悩んでいる方、これから働こうと考えている方のヒントになれば嬉しいです。
子どもの居場所は?小学校低学年は、学童利用者が多い。
今回座談会の参加メンバーは小学生の子どもがいるママ。
低学年のうちは、学童を利用する子が多いよう。
比較的長時間預けられるので、親が働いている時間の居場所としては安心です。
ただ、1、2年生が多くいる学童では、3年生頃から、また新たな問題が発生。
- 小3の長男は夏休みから学童へいかなくなり、一日の過ごし方を「小学生向け時間管理」の本を読んで一緒に計画しました。でも一人で一日お留守番は時間を持て余すようで、やはり不安…。/コラムメンバー/長男(小3)・次男(5歳)
- 同じく小3の長男は、最近は学童をつまらないと言い始めており、どうするかは考えどころ。コロナ禍になり、夫がリモートワークで面倒を見てくれたのですが、今は夫も毎日出勤となり、基本は学童に通わせています。/Bさん/長男(小3)・長女(小1)・次男(2歳)
- 下の子(小1)は学童に行かせており、そこで勉強時間を設けています。宿題は、ドリル等自分でできる分は自分でやらせて、自由研究や絵日記は親も一緒に。平日は難しいので週末の時間の使い方を計画立てています。
- 学童に行っていない上の子(小4)は夏期講習に通っています。午後は自宅で自由時間としていて、ゲームも許容しています(30分までと決めているがいつもオーバー)。
/Cさん/長男(小4)・長女(小1)
居場所のほかにも、話題になったのが小学生の宿題問題。
自分でできる勉強・宿題は学童時間に。親の協力が必要な宿題が大変なんです。。
- 小学校低学年だと宿題は親がマルつけしないといけない。基本的には学童で宿題を終わらせて、家で親がマルつけしています。/Aさん/長女(高3)・長男(小3)
宿題のマルつけは母親がするご家庭も多い中、父親がマル付けに参加してくれる家庭も半数。共働きには家事育児の分担・協力がかかせません!
- 特に夏休みの宿題は難関。量がすごく多いので、夏休みの日数で均等割りして、1日の時間を決めてやらせています。工作など、親の準備やフォローが必要なものもあり、夫婦で分担して手伝っています。
- 日記も大変。イベントごとなど、どこかに連れていく必要がありますが、コロナ禍でそれができず困りました。ほか、音読の課題もあり…/Dさん/長男(中1)・次男(小3)
- コロナ禍になってからの小学校しか知らないですが、宿題は自分のころと比べて半分以下に減りました。読書感想文はなく、作文も量が減っている印象です/Bさん/長男(小3)・長女(小1)・次男(2歳)
宿題の量は学校によってもかなり差がある様子。
長期休みに宿題が多くある学校では、子どもと一緒に計画的に進めることが大事ですね。
高学年になってくると、塾で過ごす子や、一人でお留守番する子も増えてきます。
仕事と子育ての両立は、子どもの成長やその子の性格に合わせて、その時々でちょうどいいバランスを選んでいくのがいいかもしれません。
周囲の手を借りることも大切!祖父母宅にお泊りも。
- 中学・高校になると部活がほとんど。祖父母が東京にいるので、1-2週間子どもだけで泊まりにいくこともあります。/Aさん/長女(高3)・長男(小3)
- 夫の両親は歓迎してくれています。ただ、子供たちだけではまだ難しく、親もついていく必要があり。子どもたちだけで、はもう少し先になりそうです。/Bさん/長男(小3)・長女(小1)・次男(2歳)
やはり成長に合わせて、子どもの過ごし方も変わってくるもの。
今しか見えないと不安や焦りもありますが、「今」よりもちょっと先を教えてくれる先輩ママの経験談は参考になります!近くに先輩ママがいる方は聞いてみるのもよいですね。
長期休みの過ごし方、6つのポイント
ここからは、長期休みの過ごし方をご紹介。
① メリハリのある、規則正しい生活を
長期休みはついだらだら過ぎていくことも。もちろん、そんな日もあってもいい。
でも、規則正しいリズムを作るためにも、朝起きる時間、夜寝る時間は決めておくとよいでしょう。
年末年始や、イベントの日は特別!とメリハリがあると子どもたちもその日を楽しみにしてくれます。
長期休みの過ごし方を子どもと一緒に考えるのもオススメ。
午前中にお勉強、午後は自由時間、夕方はお手伝いなどもあると、学校のない一日も有意義に過ごすことができそう。
自分で決めたことは、子どもにとっても意識しやすくなるはずです。
② おたのしみデーをつくる
大人も日々のご褒美があると頑張れるように、子どももご褒美やお楽しみがあると嬉しいはず。
仕事がお休みの日にお出かけしたり、家で映画パーティーをしたり、いつもとちょっと違うわくわく計画をしておくと、楽しみに。子どもに自分用のカレンダーがあれば、そこに書き込んでみるのもオススメです。
③ コミュニケーションをたくさんとる
一緒に過ごす時間が短くても、ちゃんと向き合う時間があれば、子どもも安心します。
その日あった出来事や、長期休みにやってみたいことなど、子どもと話してみませんか。そこから過ごし方のヒントも見えてくるかもしれません。また、会話の中から子どものやりたいことを見つけることも。
子どもの自主性を育てる機会でもあるので、お休み期間にやりたいいことを一緒に考える時間を持つこともオススメです。
④ 普段できないことをする
祖父母宅へのお泊りも、長期休みだからこそできること。一人で何かに挑戦する機会も、子どもの成長には貴重な経験に。
他にも、夏休みのキャンプや海・山での体験、冬休みのウィンタースポーツなど、子どものころの経験は大人になっても記憶に残るもの。遠くへ行かなくても、オンラインのイベント参加など、子どもの興味あることに触れる機会を作ることもできます。
仕事にもメリハリをつけて、一緒に休めるときは思いっきり楽しむことも時には大切。
子どもたちももそんな親の姿をきっと見ています。
⑤ 長期休みこそお手伝い習慣を!
長期休みこそ、子どもたちがお手伝いしてくれると助かりますよね。
子どもたちの自主性を育てるためにも、長期休み中にお手伝いを考えるのもぴったり。
お手伝いについては、前回のコラムもぜひご覧ください。
⑥ 家庭のルールを決めておく
- 一日〇分は勉強タイム
- 毎日運動する
- 一日一回お手伝い(お風呂掃除、ゴミ捨てなど)
- ゲームは毎日〇分まで。金曜日だけゲームの時間制限延長
- 7時までには起きて、10時までに寝ること
- 一週間全部のルールが守れたらご褒美あり など
今まで挙げてきた①~⑤の内容も、ご家庭ごとにルールを決めてみるのもオススメ。
ルールがあると、子どもたちもわかりやすく、充実した長期休みを過ごせそうです。
長期休みの始まりに、子どもと一緒にゲーム感覚で作戦(ルール作り)会議をしてみるのはいかがでしょうか。
まとめ メリハリのある生活で、無理なく、たのしく!
いかがでしたか。長期休み…と身構えてしまうと、普段の生活にさらに重くのしかかってしまいますが、手を抜けるところは手を抜いて、借りられる力は借りてみる。
子育てしながら働くことは、いろんな悩みもありますが、悩んでいるのは自分だけではないということ。今回の座談会で話していると、共感したり、気持ちが軽くなったり、元気をもらえました。
誰かと話してみることは、気づきやヒントにも繋がります。
そして、正解などなく、家庭によってもそれぞれで、全く同じということはないのです。
家族はチーム!お互いが補ったり、周囲に話して協力してもらったり、一人で抱えこまずに声を出してみることもた大切。
子どもの成長につれ、一人でできること、行動範囲も広がっていきます。
子どもの成長機会でもある長期休み。メリハリをつけて、子どもと一緒に楽しみをつくりながら、肩の力を抜いて過ごしていきましょう。
▼当コラムはビジネスパートナーの社員が担当しています。
メンバー紹介はこちらの記事もご覧ください。
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