【おしごとインタビュー|銀行編】Vol.2家庭を一番に。子どもの成長に合わせて、働き方も柔軟に。
お仕事紹介|みずほ銀行「パートナー社員」
「コラム|アップデート、働くわたし」では、実際に働く自分をイメージしてもらえるよう様々なコンテンツ発信を予定しています。
インタビュー記事 第二弾は、銀行の支店にて事務をされている 太齋真由子さん。
「常に家庭を優先しながら」と語ってくださった太齋さんですが、お子さんの成長に合わせて、働き方も少しずつ変化させていったといいます。そんな家庭との両立やリフレッシュ方法、働くことへの想いをお伺いしました。
▼みずほ銀行営業店でのお仕事や働き方についてはこちらでも紹介しています。
子どもを優先して、働く時間を選択。変化も柔軟に受け入れてみる。
銀行員だったという太齋さん。
復職のタイミングやきっかけを教えてください。
元々銀行に勤めていましたが、子育てに専念するため、上の子が3歳の時に退職をしました。でもまたどこかで働きたいなと考えていたので、みずほビジネスパートナーのサイトに登録していたんです。当時送られてきたパンフレットで、ロビーコンシェルジュのお仕事を知ったのがきっかけですね。
ちょうど下の子が幼稚園に入園し、少し時間に余裕ができること、上の子も大きくなってきたこと(当時9歳)もいいタイミングだったかなと思います。幼稚園の送迎でも通いやすい場所で募集があったことに加え、子どもの送迎を考えても無理ない勤務時間で働けることも応募する決め手になりました。
いろいろなタイミングが重なり復職を選択されたのですね。当時の心境はどうでしたか。
当時仕事を離れてから6、7年のブランクもあり、不安もありましたが、経験が少しでも活かせるかなと思っていました。子どもを優先して働く時間を選択していたので、子どもに寂しい思いをさせないように、働く時間と日数、家庭との両立でバランスがとれるロビースタッフ※の仕事はぴったりだなと感じていました。
※ロビースタッフは、銀行ロビーでご来店されたお客様の対応をしていただくお仕事です。
ご用件の受付・案内・誘導・諸説明・ATM操作説明、現在はタブレットを使用した口座開設、各種変更の操作説明など。
復職時と今では勤務時間が変化していますが、その理由やタイミングは?
下の子が小学校入学のタイミングで送迎がなくなることから、近くの支店へ異動希望を出していました。タイミングよく空きがあったこともあり、ロビーでの経験が繋がって今の支店に異動になりました。異動後、窓口の後方事務担当となり、勤務時間も9:30-16:30に変わりました。その後、2年前に支店長からお話をいただき、勤務時間を9:00-17:00の働き方へと変えています。
勤務時間を変えていくことに、躊躇することはなかったですか?
子どもが帰ってくるまでには家にいるスタンスを続けてきたので、子どもの成長とともに働く時間も変化させていきました。
9:00-17:00の勤務ができないかと聞かれたときは、家族にももちろん相談しました。
声をかけていただいたので、がんばろうかな、と。お願いされると、がんばろうと思っちゃう性格なんですよね(笑)
当時、子どもも中学生になっていたので、できるかな、と思い挑戦することにしました。
子どもの成長もあってのことですが、銀行の体制も変化していく中で、自分の役割や求められていること、これからの「みずほ」が目指していくことを具体的に支店長から伝えてもらったことで、自分のやることに納得できたことも大きかったです。パート社員にもきちんと説明してくれる安心感がありました。
仕事を続けて10年。人との繋がりが自分の成長に繋がっています
仕事の幅を広げながら続けてこられた理由や、支えになることはありましたか?
仕事をしていると褒められることもあり、モチベーションがあがりますよね。一人ではできない仕事だからこそ、連携をとったり、助け合ったりしながら、人との繋がりの中で関わり合いができ、続けてこられたのだと思います。
職場の人間関係も良好で、コミュニケーションは大事だなと思っています。休みの調整も助け合って、年代が一緒のパート社員も多いので、家庭を優先することへの職場の理解もあり、働きやすい、両立しやすい環境に感謝しています。
大変なことはありましたか?
使用するシステムが変わったり、現在はタブレットに変更したりと大変なこともありますが、研修も丁寧で充実しているなと思います。やってみないとわからないことも多いですが、職場の仲間と助け合いながら仕事ができる環境です。
子どもの受験期は精神的に大変でしたが、受験を経験した先輩ママに話を聞いたり、(外に出ると)聞いてくれる人もいるので心強かったです。同僚とのおしゃべりもリフレッシュになっています。
ご家庭での息抜きやリフレッシュもありますか?
子どもが小さいころはドッジボールチームに所属していて、子どもと一緒に体を動かしたり、野球少年時代は、野球仲間のママ友とのおしゃべりをしたり、振り返るとそれがリフレッシュになっていましたね。
今の楽しみは、主人との映画鑑賞です。自宅で楽しめるよう主人が音響やスクリーンにもこだわり、おうち時間も楽しみが増えました。 最近は、10年間働くと取得できるリフレッシュ休暇制度を利用して、家族で北海道旅行へ行ってきました。パート社員でもこうした制度があるのはとてもありがたくて、福利厚生はすごく充実しているなと感じています。
福利厚生の充実もまた、続けやすい理由のひとつでしょうか。
それはすごく大きいですね。 通信教育の補助金制度もあるので、自分のためにも相続やNISAの勉強をしたりもしています。
モヤモヤしたら、動いてみる!振り返って思うこと、これからのこと。
ご家庭を第一に考えながら、ご自身のスキルアップやステップアップもされている太齋さん。 今復職するか悩んだりモヤモヤしたりしている方へ、素敵なメッセージをくださいました。
復職当時の自分と同じ立場にいる人たちへ、伝えたいことはありますか?
まずは、行動してみる。ダメだったらまた次もあるし、そのときに考えてみればいい。子どもとずっといると、モヤモヤすることもあるじゃないですか。でもモヤモヤがあるなら、動いてみるといいと思います。外に出てみることで、いろんな人と繋がれるので。
それから、辞めた期間って大事だと思います。私はその期間があったからこそ、また働きたいと思えました。ずっとがんばり続けるって大変じゃないですか。
子どもの成長とともに、働き方も少しずつ変化させながら、できることを増やしていく。自分自身のためにもステップアップしている気持ちです。
思ったらとにかく、やってみる!
10年前、行動したあの時の自分に、よかったねって言いたいです。
これからどんな風に働いていきたいか、最後にひとことお願いします。
今後は、介護との両立も考えなくてはいけない不安もありますが、その時がきたら、また家庭との両立のバランスを考えながら働いていきたいと思います。それができる環境や、周囲の理解が、「みずほ」にはあると思います。
そして、子どもが小さかった頃いろんな人に助けてもらったので、今度は自分も、今小さなお子さんを育てて両立している人を応援したい気持ちです。
―家庭と仕事の両立のちょうどいいバランスを見つけながら、その時々の変化を恐れず進んでいくことで、自分自身も成長しながら、よい方向へ。
そんな「みずほ」であなたも一緒に働いてみませんか?
終始にこやかに、穏やかにお話してくださった太齋さん。家庭を第一に考えながらも、訪れたチャンスやタイミングを逃さず、でも無理はせず、ステップアップしている姿がとても印象的でした。周囲への思いやりも伝わってきて、エールをいただいた気持ちです。貴重なお話ありがとうございました。
(インタビュー・撮影/コラム編集担当せき)
インタビューはビジネスパートナーの社員が担当しています。
メンバー紹介はこちらの記事もご覧ください。