履歴書・職務経歴書の書き方

まず気をつけるのは、履歴書全体で⻄暦か和暦か、表記を統⼀することです。⻄暦と和暦の変換はインターネットで対照表や⾃動計算ツールなどが公開されていますので、検索してみると良いでしょう。
学歴は、⾼校、専⾨学校などから記⼊すればOKです。学校名は略さず正式名称で記⼊し、「⾼校」ではなく「⾼等学校」と書きましょう。⼤学や専⾨学校では学部・学科・コース名なども記⼊します。
職歴は古い順に時系列とし、会社名は略さず正式名称で記⼊します。
企業の合併・買収などで社名が変わっている場合は、まず⼊社時の会社名を書き、カッコ書きで現社名を記⼊します。＜例：○○株式会社（現△△株式会社）＞
職歴が多く履歴書に書ききれない場合は、職務経歴書を別紙で⽤意し、履歴書には「詳細は職務経歴書に記載」としても良いでしょう。
現職の企業の退職⽇が決まっている場合は「●●年●⽉ 株式会社○○○○ 退職予定」と記⼊し、最終⾏に「現在に⾄る」、その下の⾏に右寄せで「以上」と記⼊します。

志望動機の書き⽅は、採⽤担当者にご⾃⾝を印象づける上で、⼤変重要なポイントです。
求⼈企業は、⾃社の事業や強み、⼈材要件を理解した上で応募しているかという点を⾒ています。過去の職務経歴やその他経験から、求⼈企業の職務に活かせる事を伝えましょう。将来のキャリアビジョンを記⼊することもプラスになりますが、⾃分の希望ばかりアピールする事にならないように、求⼈企業の事業にどのように貢献できるかという⽬線で、具体的な内容を記⼊します。
業務に関連する資格を取得していれば、ぜひ記載しましょう。

履歴書を作成し終えたら、記⼊漏れやミスがないか、丹念に確認しましょう。履歴書にミスがあると、仕事でもミスをしそうな⼈、慎重さや丁寧さに⽋ける⼈という印象につながります。必ずすべての項⽬を⼀字⼀句⾒直しましょう。誤字・脱字はNGです。たくさんの履歴書を⾒ている採⽤担当者は、⼩さな誤字・脱字でもすぐにきづきます。⽇ごろの癖で使ってしまう略字にも注意しましょう。
履歴書の項⽬に空欄があると、記⼊漏れと認識されたり、熱意が低いと判断されてしまうことも。資格や賞罰など書く事がない場合には、「特になし」と記⼊しておきます。
急いで書いた履歴書は記⼊ミスも多くなるので、提出前ギリギリではなく時間に余裕をもって作成しましょう。